EV充電器動作確認ツール「C-stick」新たに一般販売開始 - 使いやすさと効率性が実現

EV充電器動作確認ツール「C-stick」一般販売開始

近年、電気自動車（EV）の普及は進む一方で、充電インフラの整備が求められています。しかし、充電器の設置や保守業務においては、高価で大型の器具が一般的です。そのため、現場作業者が簡単に携帯したり操作したりすることが困難で、トラブル発生時の迅速な対応を妨げる要因となっていました。

この課題を解決するために、GC-PF株式会社は新しいツール「C-stick」を開発しました。このツールの使い方はシンプルで、すべての人が直感的に操作できる設計になっています。特に充電器のコネクターに差し込むだけで動作確認ができる手軽さが大きな魅力です。

C-stickの特長

1. 誰もが使えるシンプルな操作

「C-stick」は、使用法が非常に簡単です。充電器のコネクターに挿入するだけで、接続状態が確認できます。さらに、本体のボタンを押すことで「充電中」から「接続中」への遷移を模擬し、充電器の動作を検証できます。専門知識は一切必要なく、誰でもすぐに使えるのが特長です。

2. 圧倒的な携帯性と安全設計

「C-stick」はキーホルダーサイズで軽量（15g以下）なので、現場の作業者はもちろん、充電器を設置・維持管理する企業や一般ユーザーにも持ち運びやすいデザインです。また、日本の充電コネクター規格に準拠しているため、誤った挿入を防ぐ安全性も考慮されています。

3. コストパフォーマンスの向上

これまでの動作確認機器は非常に高コストでしたが、「C-stick」は価格を従来品の半額以下に抑えました。これにより、多数の現場担当者に配布したり、充電インフラを管理する企業に多く導入したりすることが可能になり、実質的な設備投資の負担が軽減されます。

C-stickがもたらす未来

「C-stick」は、国際規格 IEC 61851-1に準拠した制御信号を送信する仕組みを取り入れており、車両がなくとも充電器の動作テストが可能です。この機能により、充電器の設置や保守作業の効率が大幅に向上し、トラブルが発生した際の迅速な対応が可能になります。

私たちGC-PFは、「C-stick」を通じて、より多くの人々にEV充電インフラの普及を進め、安心・安全なEVライフの実現を目指しています。