株式会社オルターブースが資金調達を実施
福岡市に本社を置く株式会社オルターブースは、クラウドインテグレーターとして日本で注目されています。最近、国内のベンチャーキャピタル3社を引受先に約1億円の資金調達を行いました。この資金は、クラウド関連事業をさらに発展させるための重要なステップとなります。
資金調達の詳細
資金調達は、株式会社オルターブースが以下の3社からの第三者割当増資によって実施されました。
- 日本ベンチャーキャピタル株式会社
- マネックスベンチャーズ株式会社
- 株式会社スカイアーチネットワークス
この資金調達により、同社は現在のクラウドインテグレーター事業で培ったノウハウを活かし、さらなる成長を目指します。
クラウド化の課題
オルターブースは、創業以来多くの企業に対してクラウド化を支援してきましたが、その過程でさまざまな課題に直面しています。企業はしばしば自社の技術的な問題を正確に把握せず、クラウド化に対する期待が過剰になることが多いのです。それにより、適切な技術支援やコンサルティングが必要であることが分かります。クラウド化の成功には、実際の問題が解決され、クラウドをフル活用できる状態にすることが求められますが、その道のりは決して簡単ではありません。
新サービスKOSMISCH
また、オルターブースはクラウドマイグレーションを支援する新サービス「KOSMISCH(コーズミッシュ)」の開発も進めています。このサービスは、アプリケーションのソースコードを解析し、クラウド環境に適した形に修正することで、クラウドネイティブなシステムを実現することを目的としています。現在、β版として提供しており、2023年6月末には正式版のリリースを予定しています。
クラウド市場の成長
日本国内のクラウド市場は、2019年には前年比で27.2%増加し、2023年には1兆6,940億円に達すると予測されています。この急成長の背景には、システムのクラウド化があると言われており、オルターブースの提供するソリューションがその原動力です。企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させるためにも、同社の役割はますます重要になっています。
今後の展望
オルターブースは、今後KOSMISCHを正式にリリースした後、クラウドマイグレーショントレーニングを各地で提供し、クラウド化の普及活動を続けていく計画です。これにより、より多くの企業がクラウドの利点を享受できるようにという願いを持っています。オルターブースのさらなる成長を私たちも見守りたいです。
会社情報
- - 企業名:株式会社オルターブース
- - 代表者:小島 淳
- - 所在地:福岡市中央区舞鶴2-8-22 昭和ビル2F
- - 設立:2015年3月
- - 事業内容:クラウドコンピューティングを活用したシステム企画・開発および運営
- - URL:https://www.alterbooth.com/
この姿勢が、未来のクラウド市場をさらに豊かにしていくことでしょう。