かわいい動物たちと防災を学ぼう!
阪神淡路大震災から30年が経過した2025年、株式会社KADOKAWAが新たに発表した防災絵本『どうぶつポーズであそボウサイ』が、1月7日に発売されます。この絵本は、2・3歳の小さな子どもたちを対象にしており、地震や災害が発生した際に命を守るための「防災ポーズ」を可愛い動物たちの姿を通じて学べる内容となっています。
著者は、神戸市出身の絵本作家・金澤麻由子さんで、監修には防災絵本専門士として知られるシャトーアナウンサー・古賀涼子さんが名を連ねています。彼女たちが協力し合うことで、小さな子どもでも楽しく理解できるような防災のメッセージが詰め込まれています。特に、うさぎやねこ、ハリネズミなどの動物のポーズが登場し、子どもたちが遊び感覚で防災について学べるのが大きな特徴です。
防災絵本誕生の背景
この絵本の制作は、阪神淡路大震災の痛ましい記憶を前に、次世代を担う子どもたちに防災の大切さを伝えたいという思いから生まれました。実際の防災訓練の前後のシーンに絵本を活用することを提案しながら、遊びを通じて日常的に防災について考えられるようにすることが狙いです。
また、絵本の内容には、動物たちのポーズを実際に取ることで、子どもたちが体で防災を感じることができるように工夫されています。具体的なポーズの解説や防災に関するワンポイントアドバイスも載せられており、保護者や教育関係者からの期待も高まっています。実際に読んだ親たちからは、子どもたちが怖がらずに避難訓練に参加できるようになったという嬉しい感想が寄せられています。
販促イベントも盛りだくさん
『どうぶつポーズであそボウサイ』の発売を記念して、さまざまなイベントが開催される予定です。例えば、2025年1月10日から23日には、神戸市の喜久屋書店にて原画展が行われます。また、1月18日には大阪市のこども本の森中之島でおはなし会およびトークショーも予定されています。
さらに、絵本に関連するInstagramキャンペーンもスタートし、参加者には親子で使える防災セットが抽選で当たるチャンスがあります。このようなイベントを通じて、多くの親子が防災に関心を持つきっかけとなることが期待されています。
絵本の詳細
この絵本は、21cm×21cmの大きさで28ページ。イラストはカラフルで子どもたちに親しみやすく、内容も分かりやすく展開されています。定価は1,430円で、絵本を通じて楽しく防災を学ぶことができる一冊となっています。ぜひ親子で手に取って、防災の重要性を学んでほしいと思います。
日常生活の中に防災を取り入れることが、未来の安全につながると信じています。さあ、一緒に防災の準備を始めましょう!