2026年ゴールデンウィークのWILLER EXPRESS予約動向
WILLER EXPRESS株式会社は、2026年4月24日から5月6日までの期間における高速バスの予約トレンドを発表しました。昨年の大阪・関西万博の影響で「大阪一極集中」の傾向が見られる中、今年は旅行先が広がり、地方都市へと需要が分散しています。特にゴールデンウィーク後半の予約が集中する傾向が顕著になっています。
予約動向の概要
2026年のゴールデンウィークは、4月24日から5月6日までの13日間を対象としており、調査は4月3日に実施されました。全体の予約数は前年同期比95.2%と堅調に推移しており、高速バス路線別に見ると、関東から新潟(前年同期比187%)、関東から宮城・福島(同142%)、関東から富山・石川(同142%)などの中距離路線が特に好調です。
需要の集中と旅行先の変化
今年のゴールデンウィークは、前半が幾分飛び飛びとなる影響で、特に5月2日以降の5連休に予約が集まっています。4月24日から30日の予約数は前年同時期と比べて88.1%に留まりましたが、5月1日から6日には104.4%と増加しています。特にUターンラッシュの発生する5月5日・6日の予約数は181%と188%という驚異的な伸びを記録しました。
地方中距離への目的地シフト
2025年の大阪・関西万博閉幕後初のゴールデンウィークとなる今年、旅行先の多様化が見られます。関西発着路線の予約数は前年同期比85.6%にとどまる一方、関東発着線では109.8%の大きな成長を果たしています。特に、新潟、仙台、金沢、長野などの地方中距離路線での予約が増えており、このトレンドは「遠征」需要からも影響を受けています。
宿泊代替としての夜行バスの再評価
全国的なインバウンド需要の継続でホテル価格が高騰する中、夜行バスの価値が見直されています。深夜移動を利用することで、宿泊費を抑えることができるというメリットが大きくなっています。また、海外旅行を断念した層が国内旅行を選択する動きも増えています。特にアクセスが良い地方都市に対する予約が増加しており、旅行者はコストを抑えることと体験に重きを置く傾向が強まっています。
旅行スタイルの変化
WILLER EXPRESSの販売担当者によると、昨年は万博という特定の地点に需要が集中しましたが、今年はより自由に楽しむ「分散型旅行」が主流になりつつあります。特に高速バスは宿泊費の変動に左右されにくく、移動と宿泊を兼ねる「動くホテル」としての評価が高まっています。ゴールデンウィーク後半の便は早くも満席に近いものも出てきていますが、前半や中日はお得な運賃が提供されています。
このように、WILLER EXPRESSは今後も利用者のニーズを把握し、より良いサービスの提供に努めていく方針です。利用者の期待に応えるため、定期的な調査を行っていくことで、安心・安全な移動を実現します。