就労移行ITスクール神戸三宮が2周年を迎え定着率100%を達成

就労移行ITスクール神戸三宮が2周年を迎えました

2023年8月1日、神戸三宮に位置する「就労移行ITスクール」が開業2周年を迎え、特に障害を持つ方々のIT業界への就職支援において素晴らしい成果を上げてきました。開業以来、多くの人々がスキルを習得し、成功を収めてきたこの事業所が、今後の展望についても関心を寄せられています。

2年間の成果

この事業所は、JR三ノ宮駅から徒歩5分という便利な場所にあり、精神障害や発達障害を持つ方々が対象です。ここでの支援が評価され、「卒業生の約44%がIT企業での就職を果たし、就職後6ヶ月以上の定着率は100%」という素晴らしい実績を達成しました。この数値は業界平均の60%を大きく上回っています。

クラスルームでは、プログラミングやWebデザイン等、需要が高まるスキルの習得を重視したカリキュラムが提供されています。これによって、IT企業への道が開かれ、専門性のあるキャリアを築くことが可能になっています。

充実したサポート体制

「就労移行ITスクール神戸三宮」では、利用者一人ひとりの不安に寄り添い、カスタマイズされたプランニングを行っています。その結果、就職後のサポートも手厚く行われており、企業にとってもマッチングしやすい環境を整えています。

さらに、障がい者雇用を推進する「障害者雇用クラウド」サービスを通じて、就職先企業も積極的に開拓しています。これにより、利用者は一般雇用と同等の待遇を得られることが約束されています。

利用者主体の取り組み

特に神戸三宮の事業所の特色として、利用者が主体となって運営する「広報部」があります。この広報部では、SNSの運用や記事作成を行い、実践的なスキルの習得に努めています。ミーティングを通じてコミュニケーション能力を磨くことで、自信を深めることができるのも魅力です。この部門での成功体験は、何名かの卒業生が新しい職場でアピール材料として利用し、内定を得る結果となりました。

今後の展望

開業2周年を迎えた「就労移行ITスクール神戸三宮」は、今後も利用者一人ひとりの希望に寄り添いながら、それぞれの可能性を最大限に引き出すための支援を続けていきます。「障害」という壁を越え、誰もが自分らしく生きられる社会の実現に向けて、引き続き様々な取り組みを進めていく所存です。これからも地域社会との連携を強化し、全ての人にとっての「働く」という選択肢を広げて行くことでしょう。