ファイテン「健光浴®」が日中仮眠の質を向上!共同研究でその効果を実証
近年、企業においても注目されているパワーナップ(仮眠)。その質を高める新たなアプローチとして、ファイテン株式会社と、自費リハビリ最大手の「脳梗塞リハビリセンター」を運営するMEDIROM Rehab Solutionsによる共同研究で、ファイテンの光テクノロジー「健光浴®」の効果が実証されました。
健光浴®とは?
「健光浴®」は、ファイテン独自の素材であるメタックスカーボンセラミックを配合したシリコーンや樹脂に光を当てることで放射される光のこと。医療現場やアスリートのケアにも用いられており、照射部位の筋肉をほぐし、リラックス効果が期待できます。メタックスカーボンセラミックは、ファイテンの水溶化メタル技術「メタックス」を溶かした水と特殊な粘土を混ぜ合わせて作られた素材です。
共同研究の内容
この共同研究では、健光浴®が日中仮眠の質に与える影響について検証実験を行いました。25~65歳の男性10名を対象に、健光浴ドームとプラセボドームを腰背部に15分間照射。脳波とホルター心電図を用いて、リラックス状態や自律神経系の指標を測定しました。
実験では、健光浴ドームとプラセボドームを交互に使用する二重盲検法を採用。脳波計(muse社製 muse S)、ホルター心電図(スズケン社製 Cardy 303 pico+)などの機器を使用し、α波、β波、θ波のパワー含有率や、自律神経系の指標であるLF/HFを分析しました。
実験結果と考察
実験の結果、健光浴®照射時には、リラックス状態を示すα波とθ波の増加、β波の減少、そしてLF/HFの低下が確認されました。これは、健光浴®が自律神経のバランスを整え、リラックスをもたらすことを示唆しています。
脳梗塞リハビリセンターの理学療法士である鶴埜益巳氏によると、NASAによるパワーナップ研究を踏まえ、今回の検証では健光浴®による筋肉の緩和効果に着目。その結果、健光浴®が日中仮眠の質を明らかに高めることが確認されたとのことです。
健光浴®の活用シーン
鶴埜氏は、健光浴®はPower Napだけでなく、夜間の睡眠や、休息を必要とする様々な場面で活用できると述べています。その簡便性と効果から、幅広いシーンでの活用が期待されます。
企業概要
MEDIROMグループ
健康管理サービスを展開するメディロムグループは、リラクゼーションスタジオ「Re.Ra.Ku」、ヘルスケアアプリ「Lav」、活動量計「MOTHER Bracelet」などを提供。生活習慣データに基づいたデータ解析事業にも力を入れています。上場市場はNASDAQで、ティッカーシンボルはMRMです。
株式会社MEDIROM Rehab Solutions
保険外サービス『脳梗塞リハビリセンター』を運営。リハビリサービス受託事業も展開しています。
ファイテン株式会社
化粧品、医薬部外品、医療機器、スポーツ関連商品、健康食品などを製造・販売しています。