JALエンジニアリングがデジタルホワイトボード導入で業務効率化を実現

JALエンジニアリングが『MIRAI TOUCH Biz』を導入

航空機の整備を担う株式会社JALエンジニアリングが、さつき株式会社のデジタルホワイトボード『MIRAI TOUCH Biz』を採用し、業務の効率化に挑んでいます。この導入は2023年11月にトライアルが行われ、2024年4月から正式に利用が開始される予定です。

JALエンジニアリングの役割

JALエンジニアリングは、「JAL」グループに所属し、航空機の整備や運航におけるサポートを行っている専門企業です。全国の空港に支店を持ち、航空機の安全を第一に考えた業務を展開しています。特に、東京国際空港や成田国際空港における整備作業は日常的なものであり、その効率性と正確性が求められています。

導入の背景

従来、同社では航空整備士のスケジュール管理を手書きのホワイトボードを用いて行っていました。整備士の情報をマグネットで表示し、ペンでメモをする形式だったため、情報の連携に時間を要していました。また、トラブル発生時の対応に関しては、明確な記録方法が整っていないため、ノウハウの蓄積が難しい状態でした。

『MIRAI TOUCH Biz』の導入効果

新たに導入された『MIRAI TOUCH Biz』は、リアルタイムでデータや情報を管理できる優れたツールです。

- 情報の迅速な共有: 航空整備士の作業地や連絡先を即座に把握し、トラブル時に迅速な対応が可能になりました。
- 視覚的な情報管理: クラウドベースのキャンバスツールを使うことで、会議中でも情報を視覚的にまとめて共有でき、業務の流れがスムーズに。
- ノウハウの蓄積: 各打ち合わせやトラブル対応の経過をログとして残すことができ、業務引き継ぎや教育にも役立っています。

利用されるシーン

JALエンジニアリングでは、このデジタルホワイトボードを利用して約600名の航空整備士の人員配置やトラブルへの対応を行っています。『MIRAI TOUCH Biz』内のスプレッドシートを用いることで、整備士の情報を一元的に管理でき、業務の効率が大幅に向上しました。

導入における慎重さ

航空整備の現場では、人命に関わるため新しい技術を導入する際には慎重を期す必要があります。その点で、さつき株式会社から提供されたトライアル期間が5ヶ月と長めに設けられていたことで、安心して導入を進めることができました。

『MIRAI TOUCH』の特徴

『MIRAI TOUCH Biz』は、誰もが使いやすいことを目指したデジタルホワイトボードです。機器の操作が直感的で、特別なIT知識がなくても効果的に利用できます。会議の効率化と品質向上が図れ、企業全体の生産性向上にも寄与しています。

また、Google WorkspaceやMicrosoft365など、日常的に使用されるアプリと連携することで、さらに利便性が向上しています。主な会議ソフトにも対応し、煩わしい配線なしで無線接続も可能という魅力があります。