京都が切り拓くスタートアップ新潮流「FROM KYOTO」カンファレンスの全貌

京都が切り拓くスタートアップ新潮流「FROM KYOTO」

京都市と（公財）京都高度技術研究所が共同で開催するカンファレンス『FROM KYOTO』が注目を集めています。このイベントは、スタートアップのエコシステムを強化することを目的に、様々な革新的なテーマに焦点を当てたネットワーキングと講演を提供します。特に、アントレプレナーシップ教育やカルチャープレナー、ゼブラ企業に関する議論が展開され、スタートアップにおける新たな潮流の創出が期待されています。

イベントの目的と意義

この催しは、令和2年度に京都市が選定された国のスタートアップ・エコシステム拠点形成計画に基づき、世界に通用するスタートアップの育成と創出の場を提供することが目的です。多種多様な業種から集まった講演者が、前例に囚われない斬新なアイデアを披露し、参加者にインスピレーションを与えることを狙っています。

京都は、脱炭素や気候関連技術などでの起業アイデアが数多く生まれる場所でもあります。このイベントでは、こうした先進的なテーマに関するディスカッションを通じて、参加者が新たなネットワークを築く手助けをします。また、地元の学生たちも積極的に関わり、彼らの未来に向けた起業家精神を育む良い機会となるでしょう。

開催情報

『FROM KYOTO』はCIC Tokyo Venture Caféにて開催されます。参加費は無料で、事前申し込みが必要ですが、各回150名限定での先着順となっています。詳細な申込方法については、公式ウェブサイトでご確認ください。

日時・場所・参加申込

- 会場: CIC Tokyo Venture Café

〒105-6415 東京都港区虎ノ門 1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階

- 参加費: 無料
- 申込開始: 令和7年10月29日午前10時より
- 申込締切: 各回開催日の前日正午まで

登壇者と議論の内容

イベントには、多彩な専門家が登場し、各テーマに基づいた講演が行われます。まず、大谷氏は先端分離膜技術を通じて、CO₂回収をはじめとするカーボンニュートラル関連事業の重要性について説明します。

そして、武田氏が主導する基調講演では、アントレプレナーシップ教育に関する取り組みが披露され、いかにして若い起業家を育成していくかが議論されます。彼の業績は、京都が持つ教育資源を活かし、次世代の起業家の育成に寄与しています。

また、ゼブラ企業に着目し、実績ある専門家がその経済的観点と社会的意義について参加者と話し合うセッションも設けられ、参加者同士の意見交換やネットワーキングを促進します。

参加者のメリット

参加者にとって、単に情報を得る場であるだけでなく、業界のリーダーたちとの接触が可能で、自身のアイデアを具体化するためのヒントを得られる貴重なチャンスとなるでしょう。また、様々な業界の方々との交流を通じて、ビジネスの新たな可能性を見出すきっかけにもなります。

まとめ

『FROM KYOTO』は、京都の持つ独自の文化と技術力を凝縮した、スタートアップにとって革新の場となるイベントです。新たなビジネスモデルや企業の価値を発見し、京都を拠点としたスタートアップとして国際的に発信していくための重要な一歩となることでしょう。ぜひ、参加して京都の未来を共に考えましょう。

お問い合わせは京都市産業観光局スタートアップ・産学連携推進室まで。