パソナグループ『地方創生塾』が開講
パソナグループは、地域の活性化や持続的な発展を担う人材育成を目的に、1月5日より『地方創生塾』の募集を開始します。このプロジェクトは、地域創生に興味のある方や自治体職員を対象に、約半年間にわたり行われます。
地域活性化のための人材育成
1976年に設立されたパソナグループは、創業以来「社会の問題点を解決する」という理念を基に様々な雇用創造事業に取り組んでいます。2003年からは農業人材の育成を開始し、徐々に地域産業の活性化につながる独自の事業へと展開しています。これまでの経験を活かし、今回の『地方創生塾』では専門的な知識の習得と実地研修を通じて、地域の未来を担う人材を育成することを目指しています。
プログラム内容
『地方創生塾』では、以下のようなプログラムが用意されています。
1.
実践的講義:各分野の有識者による講義を通じて、実際の地域が抱える課題についての理解を深めます。
2.
専門知識の習得:地方自治体や国の制度、財務知識、補助金の活用方法、グローバルリーダーシップなど、地方創生に必要な情報を取り入れた研修が行われます。具体的には、基礎研修と実地研修が組み合わされており、農業体験や観光資源の視察も含まれます。
3.
交流会・コミュニティ組織:他の受講生との交流や、長期的に人材を育成するための場を提供します。
塾長陣
今回の塾には名誉塾長として元内閣官房副長官の石原信雄氏が参加。さらに、元総務省消防庁長官の久保信保氏が塾長を務め、経験豊富な講師陣が揃っています。
受講について
- - 期間:約6ヶ月間
- - 講義回数:合計36回(毎週水曜日19:00~20:30、第2・第4土曜日の昼間に実施)
- - 場所:東京都千代田区にあるパソナグループ本部(WEB受講も可能)
- - 受講料:129,600円(税込み)
詳細については、専用ウェブサイトへのアクセスや、事務局までのお問い合わせが推奨されています。
開講記念セミナーの開催
2015年11月12日、パソナグループ本部で行われた開講記念セミナー『これからの地方に求められるもの』には、多くの参加者が集まりました。このセミナーでは、名誉塾長の石原信雄氏が挨拶し、全国知事会の会長である京都府の山田啓二知事が基調講演を行いました。地域活性に取り組む自治体の紹介ブースも設けられ、170人以上が参加して盛況のうちに終了しました。
地方創生は多くの社会的な課題において重要なテーマです。パソナグループの『地方創生塾』は、そんな課題を解決するための一助として、今後多くの人材を育てていくことが期待されています。