メタバース酒蔵
2025-12-31 22:04:28

津南醸造がメタバースの新空間「月面酒蔵」を公開!日本酒の未来を体験しよう

津南醸造が描く新しい酒蔵の未来



新潟県中魚沼郡津南町に本社を構える津南醸造株式会社は、2025年12月31日にメタバース空間「月面酒蔵 〜Lunar Brewery〜」の本格ローンチを発表しました。このプロジェクトは、酒蔵の経営理念に基づき、インバウンドや海外向けのプロモーションに特化したものです。少し先の未来、2040年に月面に酒蔵を作るという構想の一環として展開され、発酵が文化を醸成するという価値観を広めることを目指しています。

月面酒蔵の誕生背景



近年、日本を訪れる外国人観光客は過去最高レベルに達し、日本政府観光局の報告によると、2025年11月時点で訪日外国人の数は39,065,600人に達しています。このような時代において、日本の清酒輸出も高水準を誇っています。特に、ストーリー性や体験の重要性が増す中で、津南醸造は独自のアプローチを実現しようとしているのです。

津南の雪国特有の環境、魚沼産コシヒカリを活用した醸造、さらに生成AIを取り入れた革新的な方法での酒造りが行われています。また、少人数でも多言語で市場にアプローチできる新たなツール「酒蔵プロモーションAIエージェント(ベータ版)」の導入も注目です。これにより、海外に向けた発信力が格段に向上しました。

月面酒蔵 - Lunar Brewery - のコンセプト



「月面酒蔵 - Lunar Brewery -」は、2040年に向けた新しい酒蔵の姿をメタバース上に再現するというコンセプトのもと、設計されています。ユーザーは、各自のデバイスからアクセスすることで、月面での酒造りや独自の建築様式に関する情報を得ることができます。また、未来の酒蔵を探索するバーチャル見学や、グローバルカンファレンスといったイベントの実施も計画されています。

代表取締役の意気込み



津南醸造株式会社の代表取締役、鈴木健吾氏は以下のようにコメントしています。「日本酒は単なる飲み物ではなく、土地や水、米、微生物、そして人々の生活がもたらす文化です。私たちの月面酒蔵は、津南から世界に向けてこのストーリーを発信し、海外の方々に酒蔵体験を楽しんでもらえる新たなプラットフォームとなることを期待しています。」

津南醸造株式会社の概要



津南醸造は、新潟県の豪雪地帯に位置する酒蔵として、天然水を仕込み水として使用し、地元産の酒米「五百万石」と「魚沼産コシヒカリ」を利用した高品質な日本酒を生産しています。「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」をブランドコンセプトに掲げ、優れた醸造技術で地域の特性を生かした酒造りを行っており、2025年には「越後流酒造技術選手権大会」で新潟県知事賞を受賞しています。

月面酒蔵の興味深い提供がどのように実現されるか、今後の展開に注目が集まります!


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会社情報

会社名
津南醸造株式会社
住所
新潟県中魚沼郡津南町秋成7141
電話番号
025-765-5252

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