DPL相模原Ⅱ着工
2025-08-29 15:06:01

初のレンタルラボ併設「DPL相模原Ⅱ」着工が発表される

大和ハウス工業が新たな物流拠点「DPL相模原Ⅱ」を着工



2025年9月16日、大和ハウス工業株式会社は神奈川県相模原市に、初めてレンタルラボ機能を併設した複合型物流施設「DPL相模原Ⅱ」の着工を発表しました。この施設は地上5階建てで、敷地面積は33,567.67㎡、延床面積は77,730.81㎡に及びます。

地域に貢献する複合型施設


「DPL相模原Ⅱ」は、モノの保管や配送拠点としての機能に加え、イノベーション促進を狙ったレンタルラボを設置することが特徴です。このラボは、株式会社さがみはら産業創造センターとの協業を通じて、地域の新興企業やスタートアップの育成に寄与することを目指しています。

物流機能の充実


施設の1階から4階は物流エリアとして設計され、トラックと同じレベルの「低床式トラックバース」や、最大2.0t/㎡の床荷重を支えられる構造を備えています。これにより、飲料や金属類の重たい物品の取り扱いにも対応可能です。また、展開されるらせん状のダブルランプウェイにより、施設内での交通渋滞を避けることができ、安全かつ効率的な荷物の入出庫を実現します。

入居企業の従業員に配慮し、1階には約160席のラウンジが設けられ、リラックスした環境で作業ができるよう配慮されています。加えて、ドライバー向けの休憩室も設置され、働く環境の整備を図ります。

地理的な利便性


この物流施設は、関東や中部圏への配送に適した立地です。圏央道「相模原インターチェンジ」や「相模原愛川インターチェンジ」から約5kmの距離にあり、周辺には「保土ヶ谷バイパス」や「八王子街道」などの幹線道路にアクセスするための利便性も抜群です。また、JR相模線の「南橋本駅」からも徒歩圏内のため、職住近接な環境を提供します。

環境への配慮


大和ハウス工業は、環境負荷低減に特に配慮した設計を行い、建物の省エネ性能を高めています。屋上には太陽光発電システムを設置し、自家消費や売電を行うことで、再生可能エネルギーの利用を促進します。また、BCP(事業継続計画)として防災機能を持たせる計画も進めており、地域に開かれた防災拠点とすることを目指しています。さらに、自然環境への配慮も含め、周辺の植栽を適切に管理し、生物多様性の保全に貢献します。

今後の展望


「DPL相模原Ⅱ」は2025年に着工予定で、2027年に竣工を迎える見込みです。大和ハウス工業は、今後もBTS型やマルチテナント型の物流施設を積極的に提案し、地域経済の発展に寄与していく考えです。この新たな物流拠点の設立を通じて、地域の活性化と共にイノベーションの創出も期待されています。地域に根ざした取り組みとして、地域住民との関係を築きながら、さらなる成功を目指します。

新たな物流の拠点として、「DPL相模原Ⅱ」がどのように地域に貢献していくのか、今後の進展が見逃せません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
大和ハウス工業株式会社
住所
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。