株式会社アイティフォーとU-Recの協業で大学生支援
株式会社アイティフォー(本社:東京都千代田区)が、宇都宮大学の学生による株式会社U-Rec(本社:栃木県宇都宮市)との協業を開始した。この取り組みは、大学生の新たな挑戦を支え、採用活動の強化を目指している。
協業の背景
最近の大学生の就職活動は、従来のやり方だけではなく、柔軟なアプローチが必要とされている。マイナビの調査によると、2025年卒予定の学生の平均エントリー社数は19.3社と、前年より減少傾向。しかしながら、インターンシップ参加の増加により企業を早期に絞り込む動きも見受けられる。これに対応し、企業がいかに学生に魅力を伝えるかが重要になっている。
U-Recの取り組み
U-Recは、宇都宮大学の1・2年生を対象に、まだ就職活動を開始していない若者たちに向けて情報を発信する。Instagramを利用し、学生の目線で企業の情報を展開している点が特徴だ。また、同社のフォロワーは、投稿されたコンテンツを見て、企業からの割引券を受け取れる仕組みも導入している。これは地方大学の学生が経済的な負担を軽減でき、勉強に集中できる環境をつくる助けとなっている。
アイティフォーは、U-Recのこうした取り組みが自社の理念と一致していると判断し、2024年6月から実証実験を経て、正式な協業を開始する運びとなった。これにより、双方の強みを活かした新しい支援の形を模索していく。
未来への展望
株式会社アイティフォーは、本協業を通じて学生の挑戦をさらに支援し、採用活動の領域を広げていく考えだ。地方の才能を発掘し、学生や企業にとって望ましい未来を切り開く、新たなスタイルの就職支援を提供することを目指している。
株式会社U-Recとアイティフォーの概要
株式会社U-Recは、宇都宮大学の学生が立ち上げた企業であり、学生による就職活動支援に特化したサービスを展開している。現在、代表は菅野吉洋氏が務め、URLは
こちら で確認できる。
一方、アイティフォーは1972年に創業以来、地域のニーズに応えるITソリューションを提供してきた企業だ。代表取締役社長は佐藤恒徳氏で、東証プライムに上場しており、様々なDXプロジェクトに貢献している。
この協業がどのような結果を生むのか、今後の展開から目が離せない。