親子で楽しく学ぶ栄養バランス弁当教室が初開催
2024年11月23日、フジッコ株式会社が主催する「フジッコお弁当教室~親子で学ぶ栄養バランス弁当~」が、フジッコ東京FFセンターにて行われました。対象は小学4~6年生のお子様とその保護者10組。栄養バランスの重要性を学ぶこのイベントは、初の試みとして注目を集めました。
イベントの狙いと目的
この教室は、フジッコの企業理念である「健やかな食生活の推進と食文化の継承」に基づき、次世代の子どもたちに充実した食育を提供することを目的としています。成長期の子どもたちに栄養バランスの大切さを認識させること、そして親子で一緒に関心を深めることを狙いとしています。
参加者は、主食、主菜、副菜のバランスについて学ぶと同時に、お弁当作りや豆つかみゲームを通じて、家族の健康について考える良い機会としました。
実施内容
栄養セミナー
まず、相愛大学の講師、杉山文先生による栄養セミナーが行われました。参加者は惣菜シールを使った「お弁当シミュレーション」と呼ばれる活動を体験しました。ここでは、自分のお気に入りの惣菜を選び、その後に杉山先生からのアドバイスを受けて、より栄養バランスを考えたお弁当作りを試みました。
親子調理実習
次に、お弁当作りのメインとなる調理実習が実施されました。「豚肉の生姜こんぶ焼き」と「トマトチリビーンズ」の2品を3つの班に分かれて調理。子どもたちが主体となって料理に挑戦する様子が見られ、保護者たちも驚きと喜びの声を上げました。「普段は子供がキッチンに立つ機会が少ないのでとても感心した」というコメントが多く寄せられました。
お弁当作りとランチタイム
作った料理をもとに、参加者たちは自分だけのオリジナルお弁当を完成させました。杉山先生の教えを思い出しながら、バランスを大事にしながら盛り付けを行いました。ランチタイムには、自分たちが作ったお弁当を楽しむ姿が見られ、食への関心が高まったようです。
クイズ大会と豆つかみゲーム
イベントの後半では、豆と昆布に関するクイズ大会が開催され、参加者たちは普段目にすることのない長昆布を使った展示に興奮しながら参加しました。そして、フジッコ独自の「豆つかみゲーム」では、親子チームに分かれてハチミツで豆を箸でつかむ競争を行い、楽しさと緊張感が交錯しました。
参加者の声
教室終了後のアンケートでは、多くの参加者から貴重な感想が寄せられました。「新型栄養失調について初めて知った」「これからはもっと副菜を意識してお弁当を作りたい」といった声があり、参加者たちが実際に役立つ知識を得たことが伺えました。
まとめ
「フジッコお弁当教室」は、親子で楽しく学びながら栄養バランスについて考える素晴らしい機会となりました。フジッコは、今後も食育活動を通じて日本の食文化を次世代に受け継ぐ取り組みを進めていきます。