MawariがAR体験を革新
2021-03-10 13:30:13

AR技術の革新、Mawariがスマホでリアルタイム体験を実現する「XRストリーミングSDK」を発表

AR体験の新時代を切り開くMawariの「XRストリーミングSDK」



株式会社Mawariが、スマホやスマートグラスを用いて誰でも気軽にAR体験を享受できる革新的なテクノロジー「XRストリーミングSDK」を発表しました。このテクノロジーは、5Gのスピードを最大限に活かし、専用のアプリを使わずにARコンテンツをリアルタイムでストリーミングできる仕組みを提供します。

新たに採用された「XRストリーミングSDK」は、KDDI株式会社が展開する新プロジェクト「au VISION STUDIO」にも搭載され、全身フルCGのバーチャルヒューマン「coh」を通じて、その可能性が広がっています。この技術を用いることで、これまで処理パワー不足から不可能とされていたスマホでのインタラクティブなAR体験が実現されるのです。

技術の背景


「XRストリーミングSDK」は、独自の圧縮技術を駆使して3Dデータを軽量化し、ストリーミング型でコンテンツを配信します。これは音楽データの「MP3」や画像データの「JPEG」の概念であり、AR版の超軽量フォーマットとして位置付けられています。この革新的な技術により、AR体験の普及がさらに加速期待されています。

開発パートナーとしてMawariは、Aww Inc.やQuantum Capture Inc、Geometry Ogilvy Japanと共同で「coh」の開発に貢献しています。この協業により、リアルタイムかつインタラクティブな体験が実現します。

今後の展開


3月11日から14日まで、東京の日本科学未来館で開催されるデジタルツインに基づく新たな展示体験「HYPER LANDSCAPE」では、バーチャルヒューマン「coh」がアテンダントとして参加します。来館者はスマートグラスを使用することで、現実世界にデジタル情報が重なり、より直感的な展示体験が可能となります。

さらに、3月26日からは東京都多摩市のKDDI ART GALLERYにて、新たなアート鑑賞体験が展開されます。エミール・ガレの作品「風景文花瓶」をAR技術で再現し、訪問者は作品の内部を鑑賞する新たな視点を得ることができます。

「au VISION STUDIO」とは


KDDIが設立した「au VISION STUDIO」は、先端技術とアイデアを駆使して数年先の未来の体験を提供します。このプロジェクト内で、Mawariが開発した「XRストリーミングSDK」は重要な役割を果たし、ユーザーとの新たなコミュニケーションを創出しています。

まとめ


Mawariは2020年に続き、2021年もAR技術の革新を進め、世界のライフスタイルとエンターテインメントに革命をもたらそうとしています。「XRストリーミングSDK」はそのポテンシャルを秘め、多くの期待が寄せられています。今後のARの進展に目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社Mawari
住所
東京都渋谷区神宮前6-23-4桑野ビル2階
電話番号

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