Aquacraftの新章
2022-11-04 16:23:37
Aquacraft株式会社、養殖業界の未来を支える新しいロゴとタブレット管理システムを発表
Aquacraft株式会社が新たに描く養殖業の未来
日本の水産資源と食文化の未来を見据えた企業、Aquacraft株式会社が、養殖業界の進化を目指して新しいコーポレートロゴとサービスロゴを発表しました。この新しい発表には「おいしい魚が食卓に並ぶ当たり前の日々を次の世代に繋ぐ」という明確なビジョンが込められています。その実現に向けて指針となるミッションは、養殖の「5.0社会実装」です。
魚類養殖の歴史と未来
魚類養殖の起源は紀元前11世紀まで遡ることができます。これまで人類は魚の養殖技術を改良し続けてきましたが、今後の潮流は「養殖5.0」にシフトすることが予測されています。この新しい時代は、データマネジメントとテクノロジーを駆使して、意思決定の迅速化と生産性の向上が図られます。Aquacraftは、この新たなパラダイムに立ち向かうべく、「新しい価値やソリューション」を生み出し、養殖業の新しい形を生産者と共に創り出すことを目指しています。
タブレット養殖管理システム「uwotech」
同社のサービスの一環として、次世代型タブレット養殖管理システム「uwotech」が開発されました。このシステムは、魚の給餌、死去、投薬、ワクチン接種、出荷といった業務のデータを、従来の紙やExcelではなく、タブレットで記録・保存します。この革新により、養殖に特有の課題である生簀の分養・統合・移動作業もより簡単に管理できます。
さらに、給餌コストや死魚数だけでなく、種苗ごとの成長データも自動的に計算され、視覚的に理解しやすい形で提供されます。これにより、生産者はデータに基づいた意思決定が可能となり、無駄な給餌を削減することで、海洋環境の保全とコスト削減を同時に実現できると期待されています。
新たなロゴにこめられた思い
新しいサービスロゴは、サービスの英語名「uwotech」の頭文字「u」をモチーフにしています。ロゴでは、鮮度の良い魚を食卓に届けたいという想いから、元気に跳ねる魚の姿が表現されています。右上の三角形は、魚の尾ひれを象徴し、データをフィルタリングして日常業務の分析に活用する姿を表現しています。このロゴは、Aquacraftが養殖業界の意思決定を支えることへの強い決意が込められています。
養殖業の持続可能な未来
近年、水産資源の減少が問題視されている中、養殖業はその持続可能な利用として注目されつつあります。特にアジア・オセアニアにおいては、養殖が水産物の需要を支える重要な手段となっています。日本における養殖業の生産量は世界の0.8%しかなく、国内でもこの分野の成長が期待されていますが、鍵となるのは生産管理です。
Aquacraftは、養殖業のデータを分かりやすく可視化することで、生産者が生産性を向上し、コスト削減を実現する支援を行っています。これにより、日本の養殖業界が直面する課題に立ち向かい、持続可能な未来を築く手助けをしています。
会社概要
Aquacraft株式会社は、2022年に設立され、水産養殖業者向けのデータ分析・管理サービスや生鮮食品のEC事業など多岐にわたる事業を展開しています。代表取締役の加地誠氏のリーダーシップのもと、日本の水産業の将来を支える革新的なサービスを提供し続けています。
会社情報
- 会社名
-
Aquacraft株式会社
- 住所
- 東京都東大和市立野1-18-16にしきビル203
- 電話番号
-
080-8163-0092