新時代の店舗開発
2015-05-25 10:00:47

三越伊勢丹がABEJAの技術を活用し次世代店舗開発を始動

三越伊勢丹がABEJAの技術を導入し次世代店舗開発を開始



三越伊勢丹ホールディングスが、最先端のデータ解析テクノロジーを提供するABEJAとの提携により、店舗開発の新たな幕を開けました。ディープラーニングを活用したこの取り組みは、顧客体験を最大化するための革新的な施策として期待されています。

ディープラーニングとは?



ディープラーニングとは、機械学習の一種であり、コンピュータが与えられたデータを基に自ら学習し、パターンを認識・判断する技術です。2012年、音声認識や画像認識の分野で大きな進展をもたらしたGoogleの取り組みがその始まりです。今では、IT業界の巨人たちがこの技術を用いて、様々な製品とサービスを進化させています。

三越伊勢丹の独自性とABEJAの技術



三越伊勢丹ホールディングスは、顧客の期待に応えることを最優先に掲げており、「向き合って、その先へ。」というスローガンのもと、常に新たなおもてなしを実現しようとしています。そして、今回の取り組みはその理念を具現化するものです。ABEJAが提供する次世代型店舗解析ソリューションを通じて、店舗の課題を解決し、効率的な店舗運営を目指しているのです。

共同プロジェクトの成果



まず、三越が展開するお菓子セレクトショップ「菓遊庵」において、PERSONALIZATION(パーソナライゼーション)を強化するプロジェクトが行われました。このプロジェクトでは、ABEJAのインストアマーケティングサービスを利用して、店舗内の動線や顧客滞在データを分析し、店舗レイアウトの最適化に成功したのです。これにより、従来得られなかった詳細なデータが収集され、売上向上の施策につながりました。

次世代型マーケティングの可能性



ABEJAの技術は、オンラインとオフラインを通じてリアルタイムで顧客行動を把握し、マーケティング戦略に活かすことを可能にします。これにより、店舗での買い物体験が一変し、個々の顧客の好みや行動に基づいたターゲティングが可能になるのです。特に、性別年齢推定や顧客の動態解析を通じて、よりパーソナルなサービスを提供することが期待されています。なお、個人情報につながるデータは一切保有しないため、セキュリティ面でも安心です。

ABEJAについて



ABEJAは、最先端技術を駆使したビジネスプロデュースを専門に行う企業です。ディープラーニングを中心に、革新的なマーケティング戦略を提供しており、昨年にはクラウド型SFAを提供する株式会社セールスフォースドットコムと資本業務提携を結び、さらなる発展を目指しています。

このように、三越伊勢丹ホールディングスとABEJAのコラボレーションは、店舗開発において新たな地平を切り開き、顧客にとってより良い体験を提供することを目指しています。今後の更なる展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社ABEJA
住所
東京都港区三田一丁目1番14号 Bizflex麻布十番2階
電話番号

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