クローバー・テクノロジーズとニッシントーア・岩尾が業務提携
株式会社クローバー・テクノロジーズ(以下、クローバー)は、日清紡グループのニッシントーア・岩尾株式会社(以下、ニッシントーア・岩尾)と業務提携を結び、次世代蓄電池メーカーであるZENDUREを日本国内で展開することになりました。この提携は2024年10月9日から正式にスタートし、両社は共同で販売店を構築し、国内市場への販売を始めています。
エネルギー問題への新たな解決策
日本はエネルギー自給率が低く、災害大国とも言われています。そのため、クローバーは脱炭素やエネルギーの持続可能性を追求するためのソリューションを提供することを目指しています。特に、災害時においても安心して暮らせる環境を作るため、クリーンな太陽光発電を利用し、高性能なポータブル蓄電池による独立電源の利活用を進めていく方針です。
提供する技術と製品
クローバー・テクノロジーズは、「明日につながる最適解を提供する身近なベストパートナー」として、電気契約の切替やBCP対策をサポートします。また、遠隔地の再生可能エネルギーを活用する提案も行い、お客様のニーズに合った最適なプランを提供します。
「サーキュラー・エコノミーEXPO春」への出展
クローバーは2025年2月19日から21日まで、東京ビッグサイトで開催される「サーキュラー・エコノミーEXPO春」に出展することが決定しています。この展示会では、ZENDURE製品を展示し、特にポータブル蓄電池のSuperBaseVと、2025年にリリース予定のSolarFlowを中心にその特長を紹介する予定です。
SuperBaseVの特長
- - 大容量6.4kWh(最大32kWhに拡張可能)
- - 電動アシスト機能による優れた可搬性
- - 停電時自動切替機能を搭載(UPSモード)
- - 同時出力最大3,200Wに対応
SolarFlowの特長
- - 工事不要で設置可能なバルコニー型ソーラー発電システム
- - 最初のTÜV認証を取得した蓄電システム
- - 防塵・防水性能を備え、使用環境に配慮した設計
両製品は、特に災害時の非常電源としての可能性を秘めており、安心して暮らすための新たな選択肢を提供します。展示会では、実際の使用シーンを紹介し、来場者に体験してもらう予定です。
クローバーの企業理念
「幸せあふれる未来を創る」を企業理念とし、クローバーは各企業のエネルギーに関する課題解決を手掛けています。地方自治体を含む多くのパートナーと連携し、脱炭素化や災害対策に取り組んでいます。ニッシントーア・岩尾もまた、様々な産業資材や製品の提供を通じて、これらの目標に貢献しています。両社は、この提携を通じて、より多くの人々に持続可能なエネルギーの供給を実現させたいと考えています。
この業務提携は、日本のエネルギー環境をより良くするための重要な一歩であり、今後の展開が非常に楽しみです。