推し活に投資する人々の動向解析
株式会社FPパートナーは、推し活を行っている20〜59歳の男女1,500名を対象に行った「推し活に関する意識調査」の結果を発表しました。調査の目的は、推し活を楽しむ人たちがお金をどのように使い、どのような幸福感を得ているかを把握することです。
調査結果の要点
1.
平均推し数と年別投資額
調査によると、1人あたりが応援する推しの平均数は「18.7人」で、推しに対する年の投資額は「年間12万841円」という結果が出ました。また、男女別に見ると、男性の平均推し数は29.4人に対して女性は7.9人となっており、推しを抱く傾向に明確な違いが見られます。
2.
推し活の予算感
推し活に使える年間の予算上限は「年間18万6,479円」で、最大金額としては500万円という回答もあり、大きな差が見受けられました。この結果は、性別による平均値のギャップも反映しており、特に男性の方が支出の意欲が高いことがうかがえます。
3.
幸福リターンの認識
投資額に対する幸福感について尋ねたところ、92.9%の回答者が「幸福の方が大きいと感じる」と回答しました。彼らにとって推し活がもたらす喜びは、金銭的な出費を上回るものとなっているようです。
4.
購入品への評価
推し活での購入品で最も良かったものは「公式グッズ」とされ、一方で後悔した購入品にもこの公式グッズがランクインしました。これには、公式商品への期待が裏切られるケースもあることが影響している模様です。
5.
推し活用貯金の実態
調査の結果、全体の35.3%が推し活のための貯金を行なっており、その主な資金捻出方法は「ポイント活動」とのこと。イベント参加回数を制限せずに推し活を続けたいという気持ちが強いことも見逃せません。
まとめ
今回の調査を通じて、推し活におけるお金の使い方や、その背後にある心理が明らかになりました。推しのためにお金を使うことがもたらす幸福感を大切にしながら、より良い推し活を続けていくことが、参加者全体の共通の目的であることが浮き彫りとなりました。
FPパートナーの提供する無料FP相談サービス「マネードクター」は、推し活を含むさまざまなライフスタイルにおける金銭的な悩みを解決するための一助となるでしょう。