北國銀行の新戦略
2025-07-16 10:36:05

北國銀行、エンジニア支援SaaS「Findy Team+」を導入し業務改善へ

北國銀行が「Findy Team+」を導入



北海道地域の金融を支える株式会社北國銀行が、エンジニア支援SaaS「Findy Team+」を導入した。この選択は、開発チームのパフォーマンスを明らかにし、改善を図るためのものだ。導入の背景や今後の展望について詳しく見ていこう。

導入の背景



北國銀行は地域密着型の金融サービスを提供し、預金や融資だけでなく、資産運用やデジタル化支援にも力を入れてきた。こうした中で、開発チームの効率性向上が求められるようになり、グループ会社のデジタルバリューが設立された。デジタルバリューは、ITの力を活用して地域をより住みやすい環境にすることを目的に、2019年に誕生した。

このような背景から、「Findy Team+」の導入は、開発現場の可視化やボトルネックの特定、チームの成長を加速させるための重要な施策だ。

「Findy Team+」の特徴



「Findy Team+」は、GitHubやJiraなどの開発データを解析し、開発活動の効率や質を可視化することで、開発生産性を向上させることを目的としている。これにより、チーム間での具体的な議論が促進され、各チームの成長につながる。このツールは特に、開発チームの育成を迅速かつ前向きに進める点で高く評価されている。

期待される効果



導入後、デジタルバリューでは「Findy Team+」を活用し、データに基づくチーム内ディスカッションの定着を促進することを目指している。具体的には、次のような効果が期待されている。

  • - 人材育成の効率化: 開発者が持つ資質や課題を明確にし、育成に役立つ。
  • - 開発生産性の向上: 定量的な指標を基にした改善提案が行えるようになる。
  • - レビュープロセスの強化: リードタイムやプルリクエストの質を見極め、改善策を見出す。

将来的には、現在の開発チームに加え、他のプラットフォームでも「Findy Team+」を導入することを検討中だ。全社としての開発生産性の向上と開発者体験の向上を実現する方針である。

利用者の声



北國銀行のシステム部開発グループの長井洋介氏は、「Findy Team+」の導入について、アジャイルの推進に役立つと高く評価している。彼は、Google社が提唱するFour Keysの指標が可視化され、定量的なフィードバックをもとに改善を進めることができる点に確信を持っている。したがって、導入後にはチームの客観的なエビデンスにもとづく改善サイクルが期待できる。

まとめ



「Findy Team+」の導入は、北國銀行およびデジタルバリューのエンジニアリング組織に革新をもたらすだろう。チームの成長と開発生産性の向上に寄与し、地域社会への貢献も期待される。新しい戦略的パートナーシップを通じて、地域の発展にどのように寄与できるか、今後の動向にも注目が集まる。


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会社情報

会社名
ファインディ株式会社
住所
東京都品川区大崎1-2-2アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階
電話番号

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