フレスコボール牧之原verde(FMV)設立の背景
このたび、静岡県牧之原市に新たに設立された「フレスコボール牧之原verde(FMV)」は、全国28番目の公認地域クラブとして新たなスポーツ文化の場を提供します。サーフィンでも知られるこのエリアは、ブラジル国籍の方々が多く在住しており、フレスコボールが地域交流のきっかけとなることが期待されています。
フレスコボールとは
フレスコボールは、1945年にブラジルのリオデジャネイロで誕生したビーチスポーツです。このスポーツの特長は、向かい合う2人が競争するのではなく、協力してラリーを続けるところにあります。このため、「思いやりのスポーツ」とも呼ばれています。試合は5分間で行われ、7メートルの距離を保ちながら競技が進行します。
新設クラブの設立へ向けた道のり
日本フレスコボール協会(JFBA)は、2013年に設立されて以来、このスポーツの普及に努めてきました。フレスコボールの輪が徐々に広がり、特に東海地方においてのFMV設立は、長年の努力の賜物です。地域に根ざした活動を目指し、今後も多くの人々にこのスポーツの楽しさを伝える使命を持っています。
代表の思い
FMVの代表である小松舞氏は、「静岡にフレスコボールチームができたことを嬉しく思います。牧之原市は多文化が共存する街であり、フレスコボールは国籍を問わず誰もが楽しめる素晴らしいスポーツです」と話しました。初心者でも気軽に参加できる環境を整えており、バラエティに富んだ交流の場として、多くの人々を迎え入れます。
地域文化交流の一環として
また、FMVの設立は、日伯外交関係樹立から130年という記念すべき年に当たり、新たな文化の発信地としても期待されています。ブラジル文化を体験し、学び合う場として、地域の皆さんにも参加を呼びかけています。クラブ名の「verde」はポルトガル語で「緑」を意味し、ブラジルを感じさせるセンスのあるロゴが特徴です。
みんなで楽しむ仲間に
フレスコボール牧之原verdeは、さがらサンビーチを活動拠点として、定期的にイベントや練習を開催します。興味がある方はもちろん、初心者の方も大歓迎です。JFBAは、新たな地域クラブの設立を望む方々へのサポートも行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
活動の詳細
- - クラブ名称: フレスコボール牧之原verde
- - 略称: FMV
- - 代表者: 小松舞(牧之原市地域おこし協力隊所属)
- - 活動拠点: さがらサンビーチ
- - Instagram: FMV Instagram
フレスコボールを通じて、地域の絆を深め、ブラジル文化を肌で感じられるフレスコボール牧之原verdeの活動に、ぜひご注目ください。