LGWAN環境で利用可能に!生成AI「Crew」を行政に提供
株式会社クラフターが開発した法人向け生成AI「Crew(クルー)」が、最近、行政ネットワーク向けの「LGWAN接続オプション」に対応しました。これにより、自治体の職員がセキュアな環境で業務をさらに効率的に進めることができるようになります。
LGWANとは?
LGWAN(ローカル・ガバメント・ワイド・エリア・ネットワーク)は、日本の地方公共団体が運営する庁内LANを相互接続するために設計された専用の閉域ネットワークです。高いセキュリティを維持し、情報の高度利用を促進するために作られています。今回の「Crew」のLGWAN接続により、自治体の業務が今まで以上に円滑に進むことが期待されます。
LGWAN接続オプションの詳細
1.
LGWANへの対応
LGWANに接続された庁内のPCからCrewを利用することで、手元の資料を簡単にアップロードできます。これにより、業務の利便性が飛躍的に向上します。
2.
サービス価格
自治体の限られた予算に合わせて、Crewは月額課金体系を採用。これにより、負担を軽減しつつ、導入を促進します。
3.
研修・導入支援サービス
導入時のサポートだけでなく、実際に利用する上での研修も提供。組織内での活用を最大限に引き出します。
4.
プロンプトテンプレートの公開
Crewは、業務に役立つ多様なプロンプトを100種類以上用意しています。これにより、ユーザーは効率的に業務を行うことが可能です。
Crewの特徴
「Crew」は、Azure AIやGPT-4.0など多様な大規模言語モデル(LLM)に対応し、組織の特有のデータを活用することで、回答の精度を高めています。特に、個人情報の検出や権限管理機能を備え、安心して使用することができます。また、業務に関するドキュメントを基にした応答も得意としており、新入社員へのトレーニングなどの場面でも重宝されます。
導入事例
実際にCrewを導入した自治体では、業務時間の大幅な削減が実現されています。例えば、長野県庁では関連業務の時間を従来の9割減少させ、千葉県我孫子市では69%の職員が効率化を実感しています。新潟県柏崎市でも、年間240時間の業務工数が削減可能になっています。
お問い合わせと導入方法
詳細な情報や導入に関するお問い合わせは、
こちらのリンクからお願いします。また、公式YouTubeチャンネルにはデモ動画も公開されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
会社概要
クラフターは、東京都港区に本社を構える企業です。多様なバックグラウンドを持つ7カ国のメンバーが集まっており、顧客のニーズに応える柔軟なサポートを提供しています。私たちは、生成AIを通じて、行政業務の効率化と利便性向上に貢献することを目指しています。