町田市、現場DXサービス「KANNA」を導入
東京都町田市が、株式会社アルダグラムが提供する現場DXサービス「KANNA」を3月1日より導入することになりました。この取り組みは、営繕業務の合理化と生産性の向上を目的としています。
背景と課題
近年、建設業界では高齢化や労働人口の減少が進行し、人手不足が深刻な問題となっています。町田市の財務部営繕課も、市有の建築物を安全かつ快適に利用するために、限られたリソースを活かしつつ、効率的な業務運営が求められています。
従来の営繕業務は、書類手続きの多くが紙ベースで行われており、そのため受注者は印刷や製本、さらには市役所窓口への対面提出が必要でした。このアナログな方法は、物理的なコストや時間的なコストを両者に強いる要因となっていました。また、現場との連絡は電話やメールのみに頼らざるを得ず、情報の伝達に遅延が生じることや、連絡漏れが起こるリスクも抱えていました。
この状況を打破するために、町田市は生産性向上に向けた施策として「KANNA」の導入を決定しました。
採択理由
「KANNA」が選ばれた理由は、工事案件の進捗状況やコミュニケーションを一元管理できる点にあります。一つの画面で進捗や写真、資料のデータを管理できることで、情報の伝達ロスを防ぎ、営繕業務の効率化が期待されています。
外部パートナーアカウントを無制限に発行できるため、年度中に案件が増加した際でも、追加コストの心配がありません。これにより安定的に運用できることも、大きな魅力の一つです。さらに、厳格な情報セキュリティポリシーにも適合していることが、最終的な選定理由になりました。
導入の概要
- - 導入開始日: 2026年3月1日
- - 導入部署: 町田市財務部営繕課
- - 主な機能: 案件一元管理、リアルタイムチャット、写真や資料のデータ管理、進捗の可視化
「KANNA」はノンデスクワーク業界における生産性向上を目指す現場DXサービスであり、事務作業や移動時間を削減することで作業効率を最大化します。アプリストアでの評価は4.3点(2025年7月時点)で、特にITツールに不慣れな利用者でも使いやすい設計が特徴です。
「KANNA」について
「KANNA」は2つのサービス、プロジェクト管理アプリ「KANNAプロジェクト」とデジタル帳票アプリ「KANNAレポート」を展開しています。2024年9月には特許を取得し、世界100カ国以上で利用されています。日本語版の他、英語やタイ語、スペイン語など多言語に対応しており、国際的な展開もいる。
株式会社アルダグラムについて
株式会社アルダグラムは、ノンデスクワーク業界の生産性向上に特化したサービスを提供し続けています。設立は2019年で、技術を駆使して世界中にその成果を広げており、90,000社以上の顧客が利用しています。また、海外拠点としてタイやインドネシアにも進出しており、国際的な展開も進めています。
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この新しい取り組みにより、町田市の営繕業務が効率化されることが期待され、多くの市民にとっても便利な環境が整うことでしょう。