生成AIとRAG技術が導く書類作成の新時代
2025年7月18日、アールエムトラスト株式会社(東京・八丁堀)がリリースを予告する画期的なWebサービスが業界を賑わせています。その名も『DRESSY 2.0』。このサービスは、生成AIとRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術、さらには外部システムとのAPI連携を駆使して、不動産売買に必須の「重要事項説明書」の作成を効率化します。
1. 業務効率を飛躍的に向上させる仕組み
従来、不動産に関する書類作成は専門的な知識と多くの時間を要しました。しかし、DRESSY 2.0は、従来の手法と比較してなんと42%もの作業工数削減を実現しています。このサービスの特長を詳しく見ていきましょう。
2. 自動読み込み機能で作業をスピーディーに
DRESSY 2.0の一つの大きな特徴は、調査データの自動読み込み機能です。役所や都市計画情報、ハザードマップや公図といった各種データが自動で取得され、重要事項説明書に正確に反映されます。手動で情報を転記する必要がなくなるため、ミスを防ぎつつ作業を迅速に進められます。
3. 生成AIの活用で文章作成も簡単に
さらに、生成AIの導入により、用途や取引形態に応じた文面を迅速かつ的確に作成できます。これは、専門的な知識がない方でも質の高い文章を作れることを意味し、また作成の標準化にも寄与します。
4. RAG技術で高精度な文面を提供
RAG技術を駆使することで、蓄積された文例や契約書、過去の事例をAIが参照しながら、一貫性のある高精度な文面が生成されます。これによって担当者の経験に頼らずにプロ並みの書類を簡単に作成できます。
5. API連携で業務フロー全体を最適化
外部の不動産システムや社内ツールとのAPI連携を行うことで、調査結果や完成した書類のデータをスムーズに受け渡しできます。業務フローを最適化し、データを一元管理することが可能になります。
6. 幅広い関係者への提供を予定
DRESSY 2.0は、宅建業者や司法書士、行政書士、不動産テック事業者など、さまざまな関係者に向けて提供される予定です。2025年8月からはベータ版の提供も開始される予定で、その時に向けての準備が進められています。
7. 会社情報
アールエムトラスト株式会社は、2008年に設立され、BPO事業や家賃保証、AI支援事業など幅広い事業を展開しています。
会社名: アールエムトラスト株式会社
代表者: 代表取締役 松島 億
所在地: 東京都中央区八丁堀1-10-7 TMG八丁堀ビル7階
事業内容: BPO事業、家賃保証事業、AI支援事業他
会社HP: https://www.rmtrust.co.jp/
問い合わせ先: [email protected]