アドソル日進の新拠点
2024-08-02 17:00:10

アドソル日進、ベトナムでICT開発1,000名体制を確立へ ダナン開発センタが拡張移転・リニューアル

アドソル日進、ベトナムでのICT開発拠点を強化



アドソル日進グループは、ベトナムのダナンに拡張リニューアルした「ダナン開発センタ」を新たに設立しました。この新オフィスは、ICT開発1,000名体制を確立し、高度IT人材の早期育成を目指すものです。ベトナム国内でのIT人材不足が問題視される中、アドソル日進はこの新拠点を人材育成の中心として位置付けています。

背景と目的


アドソル日進は、2026年を目指す中期経営計画「New Canvas 2026」の一環として、アジア・オフショア戦略を強化しています。具体的には、ベトナムでの高度IT人材育成とオフショア開発(ハノイ、ダナン、ホーチミン)の充実に向けた取り組みを進めています。

2023年から2024年にかけては、テックゼン(Techzen)社との資本・業務提携や、ダナン大学との産学連携協定を締結し、共同研究を開始しました。特に「メタバース」と「教育」の融合に注目が集まっており、これにより現地のIT人材の育成が加速すると期待されます。また、ITトレーニングセンターの新設も進行中です。

新オフィスの特長


新たに設立されたダナン開発センタは、以下の特長を持っています:

1. 広々としたオフィス空間
約1,000平米のフロアに、常時200名が働ける余裕のあるレイアウトが採用されています。

2. 柔軟なオフィスレイアウト
案件の特性に応じて、各顧客や開発案件ごとに専用のスペースを設けられます。このオフィスでは、アジャイル開発やクラウド特化チーム(AgileLeap、CloudLeap)およびAIラボが設置され、最新のICTシステム開発が可能です。

3. 安全なセキュリティ体制
日本国内と同等のセキュリティを確保し、日本の顧客が安心して発注できる環境を整えています。

4. 高度IT人材の育成
提携するダナン大学のインターン生を受け入れ、OJT(On the Job Training)や研修を行い、実践的なスキルを習得させる体制を築いています。

ビジネス拡大の展望


アドソル日進は、主要顧客である大手エネルギー会社を対象に、クラウドシフトやリフトなどのICT投資を見込んでいます。また、ビジネス環境の変化に応じたアジャイル開発のニーズが高まっていることから、この新拠点での活動がその一翼を担います。アドソル日進グループは、ビジネスチャンスを捉え、更なる成長を目指しています。

テックゼン(Techzen)について


テックゼンは2022年に設立され、エネルギー関連のオフショア開発に特化した企業です。アドソル日進グループが展開する人材育成ソリューション「StudyArts」に加え、独自のソリューション開発やアジャイル開発、クラウドサービスにも強みを持っています。2024年6月時点での社員数は55名に達し、前年同期比で30名の増加を記録しています。

ダナンの新オフィスは、ベトナムにおけるICT開発の重要な拠点としての役割を果たすでしょう。今後もアドソル日進は、最新のITトレンドに適応しつつ、人材育成を進めていく計画です。

企業情報


アドソル日進の本社は東京都港区にあり、1996年に設立され、現在は東証プライム市場に上場しています。アドソル日進グループは全国に支社を展開し、国際的にも活動を広げています。


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会社情報

会社名
アドソル日進株式会社
住所
東京都港区港南4丁目1番8号リバージュ品川
電話番号
03-5796-3131

関連リンク

サードペディア百科事典: アドソル日進 ダナン Techzen

Wiki3: アドソル日進 ダナン Techzen

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