シニア層のデジタル化
2024-08-28 19:21:08

シニア層のデジタル活用実態、キャッシュレス決済が普及進む中の調査結果

株式会社DIGITALIOが実施した「デジタル利用実態調査」において、シニア層のデジタル活用状況が明らかになった。特に60歳以上のシニア層に焦点を当て、キャッシュレス決済とインターネットの利用実態を比較したこの調査は、全世代におけるデジタル技術の普及を浮き彫りにしている。

調査の背景


近年、デジタル技術が世代を超えて浸透しており、特にシニア層もその波に乗っている。本調査では、2024年7月2日、全国の10代以上の男女401名を対象に、シニア層がどのようにデジタル技術を活用しているかを探った。この結果は、従来のシニア像とは異なる新たなデジタル社会における実態を示している。

調査結果の概要


調査結果によれば、73.7%のシニアが直近1ヶ月内にキャッシュレス決済を利用したと答えた。特に、シニア層は「現金決済」よりも「キャッシュレス決済」を好む傾向が強く、キャッシュレス決済の利用率は全世代中でも目立ったものになっている。選択肢として挙げられた決済方法の中で、クレジットカードはシニア層の中で最も多く利用されていることが明らかとなった。

さらに、シニア層の58.6%が電子マネーを使用した経験があり、これもまた全世代の中で最も高い割合である。このように、シニア層がデジタル決済を積極的に活用していることは、社会の見方を変える要因にもなりうる。

インターネット利用の傾向


シニア層がインターネットを利用する際、最も利用されているデバイスはPCで、60.3%の利用率を示した。一方、スマートフォンの利用は37.9%にとどまっており、年代によってデジタル機器の使用傾向が異なることが浮き彫りになった。また、SNSにおいてもシニア層は「Facebook」を最も多く使用しており、36.2%が利用していると回答。この利用状況は他の世代に比べて圧倒的に高い。

シニア層がインターネットを利用する主な理由としては、メールのやり取りやニュースサイトの閲覧、オンラインショッピングが挙げられた。特にニュースや情報収集に対する意識が高いことが示唆される。

シニア層の財布の選好


普段使用している財布の形状において、シニア層の50.0%が「二つ折り財布」、36.2%が「長財布」を使用しており、コンパクトな財布よりもオーソドックスな形を好む傾向にある。

この調査は、シニア層がデジタル社会においても自らの生活スタイルに合わせて技術を取り入れ、変わりゆく環境に適応していることを実証している。実際、シニア層は他の世代と同様にデジタルの利便性を享受し、積極的に情報を収集し、電子マネーやSNSを通じて日常生活に取り入れている。


まとめ


シニア層のデジタル利用が広がる中、キャッシュレス決済やインターネットの活用は今後もますます進展することが予想される。この調査結果は、シニア層に対する社会の理解を深めると同時に、より良いサービスを提供するためのヒントにもなるだろう。デジタルギフト「デジコ」を運営するDIGITALIOが示す調査結果は、ただの数字にとどまらず、シニア層の生活に変革をもたらす可能性を秘めていると言える。


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