SUPER FORMULAと静岡県の連携が生み出す未来のモータースポーツへの架け橋

SUPER FORMULAと静岡県の未来のためのコラボレーション

2025年9月29日、静岡県立科学技術高校で特別なイベントが開催される。SUPER FORMULAの参戦チームであるROOKIE Racingのエンジニアとメカニックが高校生たちに向けて、モータースポーツの魅力やキャリアの可能性について語る。

イベントの詳細

当日は、午前と午後に分かれた2つのセッションがあり、学生たちはモータースポーツの業界が如何に面白いかということを学ぶことができる。参加対象は機械工学科の1・2年生で、これは将来の技術者としての素地を育むための大変有意義な機会です。特に内訳として1年生41名、2年生40名が参加予定とのことだ。

トークショーと座学

最初のセッションは座学形式で行われ、ROOKIE Racingのエンジニアがエンジニアやメカニックの仕事紹介を行います。また、モータースポーツの役割についても深く掘り下げ、必要なスキルや経験、求められる人材像についても説明します。質疑応答の時間も設けられており、学生たちが素朴な疑問を直接聞くことができる貴重な機会が提供されます。さらに、招待チケットのプレゼントや、記念撮影の機会も設けられる予定です。

実践体験セッション

午後のセッションでは、実際にレーシングマシンの展示をもとに、乗車体験や記念撮影が行われます。展示車両は「SF13」ですが、このマシンの詳細を知ることで、学生たちがどのようにしてモータースポーツが進化しているのかを直に感じることができるでしょう。

地域連携の意義

静岡県とSUPER FORMULAを運営する株式会社日本レースプロモーション（JRP）は、モータースポーツ振興と地域活性化を目的に「地域連携パートナーシップ」を結成しました。このパートナーシップのもとでの交流イベントは、地元の学生にとってモータースポーツ業界を知る絶好の機会となります。JRPでは全国的な連携強化を進めており、すでに多くの自治体との締結を実現しています。

SUPER FORMULAとは

SUPER FORMULAは、F1に次ぐスピードと性能を誇り、「イコール・コンディション」が特徴のモータースポーツです。すべてのチームが同等の条件で競い合うため、技術だけでなくチームの戦略や協力が重要な要素となります。近年の人気を受けて、2025年には国内5サーキットで大規模なレースが行われる予定で、多くのファンに支えられています。