桃太郎伝説への新たなアプローチ「キビダン」
岡山県の名物お菓子「キビダン」が、桃太郎伝説の隠れたキャラクターをフィーチャーしたWEBマンガを同梱する形でリニューアルされ、2023年6月11日より新たに発売される。このお菓子は、単なるスイーツではなく、文化や地域の物語に根ざした体験を提供する特別な商品である。
キビダンの進化の背景
発売以来、岡山県の産業労働部と連携し、吉備路の職員による試食モニタリングを実施したところ、97%の参加者が「購入したい」と回答。味やパッケージへの高評価が得られた一方で、桃太郎伝説と吉備路のストーリー性に魅力を感じたのはわずか2名のみ。この結果から、単なる商品としての魅力だけでなく、伝説そのものを感じてもらえない現状の課題が浮かび上がった。
こうした背景を受けて、同社は「伝説を体験できるお菓子」を目指し、WEBマンガを封入することに決めた。
WEBマンガ『吉備男の祈り』
「吉備男の祈り」は、桃太郎伝説に登場する鬼・温羅(うら)の視点から描かれるオリジナル作品で、作品にはスマホ向けの縦読み形式が採用されている。鑑賞時間は約5分と短く、冒頭の数ページは無料で公開される。このマンガを通じて、温羅の物語に触れることができるため、新しい視点から桃太郎伝説を楽しむことができる。
作画は岡山在住の漫画家・イラストレーター、みや中みえ氏が担当。彼の独特のスタイルが、お菓子のパッケージやしおりのデザインに続いて、WEBマンガにも活かされている。
モチーフのしおり「伝説の鑑賞券」
キビダンに同梱されるしおり「伝説の鑑賞券」は、デザインがチケット型となっており、お菓子を食べることで桃太郎伝説への入場券を手に入れるというコンセプトが込められている。しおりには桃太郎伝説のシーンを描いた4コマ漫画やQRコードが掲載されており、手にした瞬間から吉備路の伝説の舞台へ誘われる仕掛けが施されている。特に、吉備男の物語を通じて、古代の伝説を身近に感じることができるのが魅力的だ。
老舗の味、山脇山月堂
この「キビダン」は、明治創業の老舗「株式会社山脇山月堂」によって製造されている。香ばしいきなこをまぶした、上質なきびだんごは、数世代にわたる技術と信頼に裏打ちされたクオリティを誇る。老舗ならではの味わいに、桃太郎伝説という文化をプラスして、新しい物語を生み出している。
商品情報と販売店舗
- - 商品名:キビダン(WEBマンガ付き)
- - 内容:きなこきびだんご(6個入り)、しおり「伝説の鑑賞券」
- - 価格:500円(税抜)
- - 販売開始日:2023年6月11日
- - 企画・販売:アップデート吉備路
- - 製造:株式会社山脇山月堂
【取扱店舗】
- - 天満屋ハピータウン・リブ総社店(総社市門田)
- - 吉備路もてなしの館(総社市宿)
- - 吉備路観光案内センター(総社市三須)
- - 国分寺観光案内所 くろひめ亭(総社市上林)
まとめ
アップデート吉備路が掲げる「歴史や物語を誰もが気軽に触れられる形に」という理念は、単なるスイーツを超えた体験を提供することを目指している。クラウドファンディングプロジェクトも進行中で、目が離せない存在になっている。進化するキビダンは、岡山の文化を新たな形で伝え続ける。