令和7年9月17日、茨城県境町においてトヨタL&F茨城株式会社の圏央境営業所の竣工式が行われました。この施設は、境古河IC周辺地区に位置し、地域の物流産業の重要な拠点となることが期待されています。
式典には、境町の橋本正裕町長や町議会のメンバー、社会福祉協議会の代表者などが参加し、地域との結びつきを強める重要なイベントとなりました。トヨタL&F茨城株式会社の代表取締役社長、幡谷史朗氏からは、境町の社会福祉協議会へ寄付金が贈呈され、企業の社会的責任や地域貢献に対する姿勢が示されました。
トヨタL&F茨城は、茨城県内唯一のトヨタ産業車両専門ディーラーとして、1970年に設立され、これまでに物流に必要な産業車両の販売やリース、アフターサービスに取り組んできました。今回の圏央境営業所は、境町の地域発展に貢献するための新たな大規模な営業所です。これまでの県西営業所からの移転で、敷地面積は約4倍に拡大し、さらなる事業展開が期待されています。
境古河IC周辺地区は、圏央道に直結しているため、企業にとって非常に利便性の高い立地です。この新しい拠点は、物流施設の集積の一環として地域経済に貢献し、町の固定資産税収入や雇用創出にも寄与すると考えられています。
挨拶に立った橋本町長は、新たな企業が境町に進出してきたことへの喜びを表明し、地域の発展に向けた両者の協力体制の構築を強調しました。「この境古河IC周辺地区に、素晴らしい企業が来てくれてうれしく思う。町も進出企業をしっかりと応援していく。」と語った町長の言葉は、地域に対する期待と信頼を築く重要なメッセージとして受け取られました。
* 企業情報
- - 企業名:トヨタL&F茨城株式会社
- - 所在地:茨城県小美玉市西郷地1403-1
- - 施設名:圏央境営業所
- - 敷地面積:約9,300.36㎡
- - 建築面積:約1,758.40㎡
- - 施工者:大和ハウス工業株式会社
今回の新たな営業所のオープンは、地域に新たな雇用機会を提供すると共に、地元経済を活性化させる大きな一歩と位置付けられています。トヨタL&F茨城株式会社の今後の動向に注目が集まります。