清酒『久保田』の新たな挑戦、ジン『KUBOTA GIN』
新潟県長岡市に本社を置く朝日酒造。彼らの製造する清酒『久保田』は日本全国に名を馳せ、その品質の高さが広く認知されています。しかし、その魅力は酒だけに留まりません。近年、彼らは新たな挑戦として、ジン『KUBOTA GIN』を開発し、海外市場への展開を目指しています。
この度、ジン『KUBOTA GIN』が、国際的な酒品評会「World Gin Awards 2026」において、コンテンポラリー・スタイルのジン部門で銀賞を受賞しました。この受賞は、朝日酒造の技術と情熱が結実した証ともいえるでしょう。
こだわりの製法
『KUBOTA GIN』の製造には、16種類のボタニカルが使用されています。それぞれのボタニカルを個別に蒸留し、複数の原酒を最適にブレンドすることで、独自の香味を表現しています。この方法により、単に特定のボタニカルに焦点を当てるのではなく、里山の恵みを感じる複雑な香りを実現しています。
受賞の際、朝日酒造の経営企画部の田村博康課長は「この受賞は、私たちの挑戦が世界的に評価されたことを意味しています」と語ります。ジンの特徴として、最初はジンらしいジュニパーベリーとコリアンダーシードの香りが感じられ、次第に新緑の里山の瑞々しさや清涼感、さらには土や下草の香りへと変化していくのが特徴です。
美しいボトルデザイン
『KUBOTA GIN』のボトルデザインも注目を集めています。水面や木立といった自然の神秘性を表現したデザインは、見る場面によって異なる印象を与えるよう設計されています。まるで森の中や田んぼを想起させるような、温かみのあるデザインが魅力です。
今後の展望
『KUBOTA GIN』は、飲みやすさや香味のバランスが特徴で、二杯目を望む「キレ」や上質感のある見た目を重視し、多くの人に親しまれるジンを目指します。今後も朝日酒造は「世界に通用する、美味しいジン」を目指して精進していくとしています。
世界で評価されるジン
「World Gin Awards」は、英国の酒類専門メディアが主催する世界的なジン品評会。様々な国から出品されたジンがブラインドテイスティングにかけられ、香りや味わい、独自性などが評価されます。今回の銀賞受賞はブランドの価値向上に寄与し、海外市場での認知拡大の一助となることでしょう。
朝日酒造は、1830年に創業して以来、地域の自然を生かした酒造りを続けています。その品質本位の姿勢は、今後のジン作りにも色濃く反映されることでしょう。『KUBOTA GIN』の今後の展開が楽しみです。