マーキュリーの新たな挑戦
株式会社マーキュリーは、東京都新宿区に本社を置く人材サービス会社で、事業の改革を進めています。このたび、同社は20期目を迎えるにあたり、企業の理念を再定義し、新しいパーパス・ミッション・ビジョン・バリュー(PMVV)を策定しました。これにより、企業理念などの整合性を保ち、さらなる成長を目指す姿勢が強調されます。
新PMVVを策定した背景
マーキュリーは、企業理念をよりわかりやすくし、関わる全ての人との結びつきを深めるため、新たなPMVVを設計しました。このプロセスの一環として、同社は5,000人以上の社員から意見を聴くためのワークショップ「みらつくプロジェクト」を立ち上げ、参加型のアプローチを採用しました。プロジェクト名の「みらつく」は、「未来をつくる」を意味し、社員が自主的にかかわることで、実効性の高い指針の策定が期待されました。全社アンケートも実施され、「未来を創る」という意識を持つ仲間たちの価値観が反映されることを目指しました。
新PMVVの内容
ビジョン:感動エージェント
マーキュリーのビジョンは「感動エージェント」です。一人ひとりの「できた!」や「うれしい!」を重ねることで、社会全体をより豊かにするという考え方が込められています。
パーパス:関わる人を豊かにする
新たに策定されたパーパスには、関わる人々に豊かさをもたらすという明確な目標が掲げられました。
ミッション:社会と人をつなぐ
マーキュリーの新しいミッションは、「社会と人をつなぎ、すべての人の可能性を広げること」です。未経験者も含めた全ての人が成長できる土壌を整え、個々の成長を重視した文化を形成しています。
バリュー:五つの価値観
新PMVVには、「共感」「感謝」「挑戦」「笑顔」「誠実」という五つのバリューも盛り込まれ、社内の価値基準が明確化されました。これにより、社員が一緒に働く際の心掛けが具体的に表現されています。
社長、秋間剛の決意
取締役社長の秋間剛氏は、新PMVVの策定を通じて、企業理念を融合させた新たな成長の道を示しています。「感動エージェント」の価値観は、創業から大切にしてきた理念であり、今後このビジョンをもとにさらなる進化を遂げます。
今後の展望
マーキュリーは新しいPMVVを基にして、社会とのつながりを強化し、持続可能な未来を実現すべく、様々な活動を展開します。また、「カンドゥー新利府」のような新規プロジェクトに挑戦することで、全ての人が活躍できる機会を創出し続けます。
このように、社員一人ひとりが「感動エージェント」の役割を果たすことを通じて、社会に新たな価値を提供することを目指すマーキュリー。今後の展開にぜひご期待ください。