EMLとギブテックの技術連携
2023-10-04 15:44:20

設備保全DX実現に向けた技術連携!EMLとギブテックがIoTで革新を起こす

設備保全DXの未来:EMLとギブテックが描く革新的な技術連携



近年、製造業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化が加速する中、設備保全の効率化と最適化は喫緊の課題となっています。この課題解決に向けて、株式会社設備保全総合研究所(EML)と株式会社ギブテックは、画期的な技術連携を開始しました。

EMLは、プラントや工場向けのDXソリューションを提供する企業として知られており、主力製品である設備保全統合管理クラウド「EMLink」は、多くの化学・素材系企業で採用されています。一方、ギブテックは、低消費電力広域無線通信規格「ZETA」を活用した無線IoTソリューションを提供する企業です。

両社の技術連携は、ギブテックの無線IoTソリューションで取得したプラント現場の測定データを、EMLの「EMLink」にシームレスに連携させることを目指しています。これにより、現場での点検や測定から設備管理までを一貫してデジタル化し、真のDXを実現しようとしています。

大阪での実証実験:成功裡に幕を閉じる



技術連携に先立ち、両社は大阪の化学品タンクオペレーション会社と協力し、実証実験を実施しました。この実験では、既存のpH計にギブテックの無線IoTセンサー/送信機を取り付け、測定値を無線通信でクラウドに送信。そして、遠隔地の事務所にあるPCから「EMLink」にログインし、リアルタイムでデータを確認することに成功しました。

この実証実験は、両社の技術がシームレスに連携し、遠隔監視による効率的な設備保全を実現できることを明確に示しました。

今後の展開:さらなる機能拡張と適用範囲拡大へ



実証実験の成功を受け、両社はさらなる機能拡張と、他のプラントや工場設備への適用拡大を目指しています。「EMLink」は、業務効率化やコスト最適化に貢献する基幹システムとして位置づけられており、今回の連携により、現場データと経営データの連携がより強固なものとなります。

従来、人の作業に依存していた設備データと点検データの連携を、システム上で行うことで、「シームレスなデータ連携」を実現。これにより、人為的なミスを減らし、迅速かつ正確な設備管理が可能になります。

ギブテックとEML:それぞれの強みを活かした連携



ギブテックは、高品質でミニマルなデザインの通信機器を提供することで、大手印刷会社や大手不動産ディベロッパーなど、多くの企業から信頼を得ています。「ZETA」通信技術による安定したデータ伝送は、今回の技術連携における重要な要素となっています。

EMLは、親会社である株式会社マイスターエンジニアリングからのスピンオフ企業として、プラント・工場向けのDXソリューションに特化。多くの化学・素材系企業から支持されている「EMLink」は、まさにこの分野におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。

両社はそれぞれの強みを活かし、製造業のDX化を強力に推進していくでしょう。この連携が、日本の製造業の競争力強化に大きく貢献することが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社設備保全総合研究所
住所
東京都中央区銀座1丁目12-4N&EBLD.7階
電話番号

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