Claris FileMaker技術者試験が全て受験可能に
2025年2月21日、Claris International Inc.(米国カリフォルニア州本社)は、コンピューターベースド試験(CBT)サービスを通じて「Claris FileMaker技術者試験 System Admin (CFSA-4)」の提供を開始しました。これにより、Clarisが提供する4つの技術者試験すべてが受験可能になるという新たなステージに突入しました。
Claris技術者試験とは?
Claris技術者試験は、日本独自のカリキュラムに基づいたもので、Clarisの日本チームが監修し、試験配信はピアソンVUEが行っています。これにより、Clarisプラットフォームの理解度や実践でのスキルについての証明を受けられます。受験は、日本全国のピアソンVUE公認テストセンターでの会場受験、またはOnVUEによるオンライン監督試験が選べるため、受験者の都合に合わせた受験環境が提供されています。また、受験対策のための無償学習ガイドもClarisから用意されており、詳しい情報は
Claris公式サイトや
ピアソンVUEで確認できます。
提供される試験の種類
Claris技術者試験は、受験者の役割やスキルに応じて、以下の4つの種類があります。
1.
Basic Developer (CFBD-1)
Claris FileMakerの基礎を理解し、業務上の課題に対応したカスタムアプリを作成する技術を証明します。
- 総試験時間:60分
- 受験料:6,600円(税込)
2.
Advanced Developer (CFAD-2)
業務効率化を目的としたカスタムアプリの制作ができることを証明します。
- 総試験時間:60分
- 受験料:12,100円(税込)
3.
Expert Developer (CFED-3)
多様なカスタムアプリを開発し、顧客のニーズに柔軟に対応できることを証明します。
- 総試験時間:90分
- 受験料:17,600円(税込)
4.
System Admin (CFSA-4)
Claris FileMaker ServerやCloudを利用したカスタムアプリの管理技術を証明します。
- 総試験時間:60分
- 受験料:12,100円(税込)
資格取得の特典
試験に合格すると、Credlyが提供するデジタルバッジが授与され、これにより自分の能力を広く証明する手段が得られます。また、合格者には特製のピンバッジが進呈され、これらはソーシャルメディアでの共有や履歴書への添付として利用可能です。
Claris International Inc. とピアソンVUE
Claris Internationalは、短期間のローコード開発を可能にするプラットフォームを提供し、デジタルトランスフォーメーションを支援するサービス全般を展開しています。一方のピアソンVUEは、業界最前線のCGTサービスを提供し、450以上の認定団体がそのプラットフォームを利用しています。
このように、Claris FileMakerの技術者試験は、業界での価値はもちろん、受験者のキャリアをサポートするための非常に重要なステップとなるでしょう。興味がある方は、ぜひ受験を考えてみてください。