すむたすの資金調達
2024-08-22 12:54:34

不動産テック企業すむたすが22億円の資金調達を実施

近年、テクノロジーの進化に伴い、不動産業界にも新たな風が吹いています。その中でも特に注目されているのが、株式会社すむたすです。この企業は、累計4万人以上が利用する「すむたす売却」という独自のサービスを展開しており、2024年7月時点での累計査定数は4万455件、査定額は1兆1356億円に達しています。

先日、さまざまな金融機関からデットファイナンスとして22億円の資金調達を実施したとの発表がありました。この資金は主に、事業のさらなる拡大やサービス提供を向上させるために活用される予定です。

資金調達の背景


株式会社すむたすは、住まいの理想的な選択ができる社会の実現を目指しています。特に、中古住宅の取引においては不透明な部分が多い中、すむたすはAI技術を活用し、スピーディかつ透明性のある取引を可能にしています。その結果、買い手は必要な情報を迅速に取得できるようになり、売却におけるストレスを軽減することができます。

すむたす売却の機能


「すむたす売却」では、オンラインで最短1時間で売却価格がわかり、最短2日で確実に現金化できる仕組みが整っています。この画期的なサービスにより、多くの顧客が手軽に不動産を売却できるようになっています。やり方は簡単で、必要な情報を入力するだけで査定が完了します。その後、希望のタイミングで売却手続きがスムーズに進むため、特に忙しいビジネスパーソンや家庭を持つ人々にとって非常に便利です。

経営者の意気込み


代表取締役の角高広氏は、今回の資金調達を通じてさらなる成長を目指す考えを示しました。彼は、「少しでも多くのお客様が理想の住まいを見つけられるよう、サービスの質向上に努めていきたい」と語っています。実際、2023年のシリーズC調達後は、マーケティングや対応エリアの拡大を進め、買取・媒介契約件数が前年の約3倍に達しました。これらの成果は、過去のデータを活用した査定精度の向上や、お客様サポートプロセスの改善に基づいたものです。

投資家の声


金融機関や投資家もすむたすの取り組みに期待を寄せています。みずほ銀行の執行役員は「スピーディかつ透明性の高い取引を実現するための取り組みが加速している」と述べ、同社の成長を支援する意向を示しました。UPSIDER Capitalの代表も、同社のサービスが顧客の不安を取り除き、より円滑な取引を実現するものであると評価しています。

今後も、テクノロジーを活用した新しい価値の創出を目指すすむたすから目が離せません。業界における新たなスタンダードを確立するべく、さらなる挑戦が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社すむたす
住所
東京都中央区日本橋3丁目9‐1日本橋三丁目スクエア2階
電話番号
03-6805-5686

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