三菱造船のRPA導入
2022-06-24 10:20:02
三菱造船、RPA導入で業務効率化!電帳法対応も実現!
三菱造船、RPA導入で業務効率化と電帳法対応を実現!
2022年の電子帳簿保存法改正に伴い、企業は電子取引データのデジタル保存を義務付けられました。違反した場合には罰則も強化され、多くの企業が帳簿管理方法の見直しを迫られています。
三菱造船では、従来使用していた文書管理システムのサービス終了をきっかけに、新たなシステム導入を検討。電子帳簿保存法に対応し、バックオフィス業務の効率化を実現できるクラウド型文書管理サービス「ClimberCloud」とRPAツール「WinActor」の導入を決断しました。
導入されたのは、資材調達業務における書類整理と保存作業です。従来は、紙ベースで行われていたこれらの作業を、「ClimberCloud」と「WinActor」を活用することで、デジタル化し自動化を実現しました。
導入効果は?
今回の導入によって、三菱造船では年間264,000枚の紙と960時間の作業時間を削減することに成功しました。これは、コスト削減だけでなく、従業員の業務負担軽減にも大きく貢献しています。
「ClimberCloud」と「WinActor」の連携
「ClimberCloud」は、NTTデータビジネスブレインズが提供するクラウド型文書管理サービスです。電子帳簿保存法に対応しており、請求書や領収書などのあらゆる書類を電子化できます。また、既存システムとのAPI連携も可能です。
「WinActor」は、NTTグループが開発したRPAツールです。Windows上で操作可能なアプリケーションを自動化し、業務効率の向上を支援します。
「ClimberCloud」と「WinActor」を連携することで、書類の電子化から保存、管理、検索までを一元的に行うことが可能になります。
今後の展望
三菱造船では、今回の導入を皮切りに、グループ各社への「ClimberCloud」展開も検討しています。今後も「ClimberCloud」と「WinActor」を活用し、さらなる業務効率化とコスト削減を目指していくとのことです。
まとめ
三菱造船の「ClimberCloud」と「WinActor」導入事例は、企業が抱える業務効率化と法令遵守の課題に対する有効な解決策を示しています。デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する上で、RPAツールの導入は重要な選択肢の一つと言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社NTTデータビジネスブレインズ
- 住所
- 東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルA館14階
- 電話番号
-
050-3481-7111