移動映画館 cinéma birdが愛媛・西予で初開催！豪華メンバーが集結

移動映画館「cinéma bird」が愛媛県西予市で開催

移動映画館「cinéma bird」が2024年9月29日、愛媛県西予市の乙亥会館と復興記念公園どすこいパークで初めて開催されました。本イベントは、地方の復興を支援するための特別な映画体験を提供するもので、今回が14回目の開催となります。

四国初開催の意義

「cinéma bird」はこれまで宮城県石巻市をはじめ、福島や熊本、北海道などの被災地で多くの人々に感動を提供してきました。西予市での開催は、少子化や人口減少が進む中での地域活性化の一環として実施され、約800名の地元住民が無料招待されました。
西予市は、7月の豪雨災害で大きな被害を受け、復旧と再生を目指しています。今回のイベントは、地域の人々に希望と笑顔を届けることを目的としているのです。

ゲストとイベントの見どころ

本イベントの発起人である齊藤工は、「復興のシンボルの地で楽しい思い出を作ってもらいたい」と語り、愛媛県副知事が知事のメッセージを代読。復興に向けた取り組みを評価され、地域の活性化を期待するコメントが相次ぎました。

また、ティモンディやゆりやんレトリィバァ、永野が登場し、コメディライブを披露。ティモンディは地元の観客と一体感を感じさせるパフォーマンスを行い、観客も「できる〜！」と盛り上がりを見せました。さらに小曽根真によるジャズの生演奏で洗練された音楽体験も楽しめました。

上映作品について

上映された映画は、相撲がテーマの青春コメディ『シコふんじゃった。』（1992年）のほか、『映画の妖精フィルとムー』や、イルミネーション制作の『FLY! フライ！』などがあり、観客は多様な映画体験を楽しむことができました。特に、相撲の聖地である西予市での上映ということで、地域色が強い作品が選ばれました。

まとめ

「cinéma bird」は今後も、日本各地での劇場体験の提供を目指しています。この特別なイベントが果たす役割は、ただ映画を観ることに留まらず、地域の人々が絆を深め、共感を得る貴重な時間を持つことにあります。鳥のように自由な発想で、未来に向けた希望を感じられる瞬間を、これからも提供し続けることでしょう。