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音楽と食をつなぐ「Music Unity 2020」

2020年4月18日（土）、日本全国のアーティストとライブ会場をオンラインでつなぐストリーミングフェス「Music Unity 2020」が開催されます。このイベントは、コロナウイルスの影響で営業自粛を余儀なくされているクラブやライブハウスに新たな活路を見出すために企画されました。最大同時接続数は12,000人を超え、総視聴者数は197,000人に達する予想です。

この試みを主催するのは、秋葉原の「MOGRA」。同社は、これまでの10年間にわたり培った配信技術やイベント運営の経験を基に、エンターテインメントだけでなく、さまざまな業種とのコラボレーションを通じて新たなエンタメ体験の提供を目指しています。コロナ禍の状況下でも楽しむ場を提供することが、今の時代に求められていると言えるでしょう。

開催概要

「Music Unity 2020」は、ノンストップ形式のライブストリーミングフェスとなっています。全国各地の協力を受け、選ばれたアーティストによるライブやDJパフォーマンスが、MOGRAのTwitchチャンネルで配信されます。視聴者は、PayPalを利用して行われるドネーションシステムを通じて、アーティストや会場へ還元することができます。このシステムを活用することで、特定の金額が配信したアーティストや会場に直接還元される仕組みです。

第2回目の開催では、世田谷の新しいセレクトワインショップ「NEW VALLEY」や、カリガリカレーを運営する株式会社カリガリとの特設販売ページも設置されます。このページで売上げの40%が参加するアーティストや会場へ分配され、さらに教育や医療機関への支援にもつながります。

また、今後の取り組みとして、飲食店からテイクアウト商品を視聴者へ届ける新たな試みも始まります。銀座の人気店「鮨處やまだ」の”クラシックバラちらし弁当”が販売されるなど、飲食と音楽を同時に楽しむ機会が提供されるのです。この弁当は、配信当日にデリバリーされる仕組みとなっており、参加者はオンラインで食を楽しみながらイベントに参加することができます。

参加予定のアーティストと協力者

今回のイベントには、Batsu、DJ HACK、kors k、YUC'eなど、様々なアーティストが参加予定です。また、協力者としてNEW VALLEYや株式会社カリガリ、Pioneer DJなどが関与しています。彼らの協力により、エンターテインメントの枠を超えた多様な企画が実現しています。

今後の展望

「Music Unity 2020」は今後も定期的に開催される予定で、参加を希望するクラブやアーティストに対してのサポートも行っています。また、在庫を抱えた企業などが困っている場合にも、相談を受け付けており、成長を願う企業同士の連携を図る役割を果たすことを目指しています。

この取り組みを通じて、エンターテインメント業界だけでなく異業種との協力を促進し、共に困難な時期を乗り越えたいという思いが込められています。今後も音楽と食を通じた新しい体験が期待され、エンタメの新たな可能性が広がることでしょう。

詳細や参加方法については、こちらの公式ページをご覧ください。

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