海洋教育プロジェクト
2025-07-10 12:52:05

三県連携の海洋教育プロジェクトが始動!子どもたちが海を守る未来を考える

三県連携の海洋教育プロジェクトが始動!



宮城県、福島県、岩手県の三県が連携し、子どもたちと共に海の未来を考える新たなプロジェクト『東北の海を学び、次世代まで守り続けるプロジェクト』が始まります。株式会社東日本放送が事務局を務めるこのプロジェクトでは、海水温の上昇がもたらす魚種の変化に焦点を当て、地域自治体や教育機関と協力して事業を実施していきます。

初年度の2025年7月11日(金)には、宮城県の仙台市において三県合同のキックオフミーティングが開催され、オンラインでも視聴可能です。この事業は、日本財団が進める「海と日本プロジェクト」の一環として位置付けられています。

キックオフミーティングの詳細


開催日時


2025年7月11日(金) 13時30分~15時00分(開場13時)

会場


TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口「ホール8B」(宮城県 仙台市青葉区花京院1-2-15)

主な内容


1. プロジェクトの事業概要説明
2. 基調講演「変わりつつある三陸の海 ~今をみつめ、未来を考える~」(講師:東北大学 杉本周作准教授)
3. 各県の現状と課題の共有(宮城県水産業基盤整備課、岩手県水産技術センター、福島県水産海洋研究センター)

オンライン視聴


視聴は、khb東日本放送の公式YouTubeチャンネルから可能で、見逃し配信も行われます。

公式YouTubeチャンネルはこちら

プロジェクトの背景と目的


東北地方はすべての県が海に面しており、三陸沖は黒潮と親潮が交差する世界的な漁場の一つです。しかし近年、海水温が急上昇し、魚種の交代や海藻の消失が顕著になっています。このような変化は、漁業者や地域住民の生活に深刻な影響を与えています。

本プロジェクトでは、地域の関係者が集まり、海水温の上昇による問題を共有し、子どもたちにその重要性を伝えることを目指しています。そして、海洋教育を通じて、地域住民が共に取り組みやすい環境を構築し、次世代へ引き継いでいくことが狙いです。

今年度の事業概要


学ぶ→体験する→伝える


子どもたちを対象に「将来にわたって長くつながる海洋教育」をテーマに以下の活動を行います。
1. 【学ぶ】座学や課外授業により、海の現状や課題を学ぶ。
2. 【体験する】地元の食材を使ったオリジナルメニューの開発や試食会を通じて、食と海への理解を深める。
3. 【伝える】合同イベントを開催し、各県の取り組みを紹介する。
4. 【映像教材の作成】授業や体験の様子を映像化し、教育コンテンツとして配信する。

監修と運営体制


このプロジェクトは、東北大学の杉本周作准教授が全体監修を担当し、地域の教育機関や漁業関係者、自治体が協力して運営されます。また、特別協力として株式会社あきんどスシローも参加します。

東北地方の海の未来を子どもたち自らが考え、行動するきっかけとなるこのプロジェクト。私たちもその動きに注目し、応援していきましょう。


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会社情報

会社名
株式会社東日本放送
住所
宮城県仙台市太白区あすと長町1-3-15
電話番号
022-304-5005

トピックス(地域情報)

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