開館10周年記念展「北斎 広重ふたりの富士、それぞれの富士」
2026年6月23日(火)から8月30日(日)まで、墨田区に位置するすみだ北斎美術館において、開館10周年を記念した展覧会が開催されます。この展示は、浮世絵の巨匠・葛飾北斎と歌川広重が描く富士山をテーマにしており、両者の視点やスタイルの違いを深く掘り下げることができます。
北斎はダイナミックな構図と奇想に満ちた作品で知られ、数多くの記憶に残る名作を生み出しました。一方の広重は、温かみのある筆使いで名所絵のリアリティを追求し、多くの感動を呼ぶ作品を残しています。この二人の巨匠は、実に37歳の年収差がありながら互いにライバルとして注目されてきました。そのため、彼らの作品を比較することは非常に魅力的です。
作品展示と観覧の詳細
今回の展覧会では、北斎の代表作「冨嶽三十六景」が約4年ぶりに全点展示されるほか、広重の「冨士三十六景」及び「不二三十六景」シリーズも丁寧に展開されます。これにより、観覧者は両者が目指した作品の世界に直接触れることができ、その独自の表現を楽しむことができるでしょう。
展覧会の概要
- - 会期: 2026年6月23日(火)〜8月30日(日)
- - 前期: 6月23日(火)〜7月26日(日)
- - 後期: 7月28日(火)〜8月30日(日)
- - 休館日: 毎週月曜日
- - 会場: すみだ北斎美術館3階企画展示室
- - 開館時間: 9:30〜17:30(入館は17:00まで)
観覧料
- - 一般: 1,000円
- - 高校生・大学生: 700円
- - 中学生: 300円
- - 小学生以下: 無料
- - 障がい者: 300円
この展覧会への入場券を購入することで、4階の「北斎を学ぶ部屋」や常設展にもアクセスできる特典があります。入場券は、前売券やオンラインでの購入も可能で、詳細な情報はすみだ北斎美術館の公式ホームページで確認できます。
関連イベント
さらに、今回の展覧会に関連する講演会やスライドトークも行われ、来館者は深い学びの機会を得ることができます。例えば、6月27日(土)には「富士塚をめぐる北斎のヒミツ・広重のキモチ」が開催され、講師の美術家有坂蓉子氏が富士にまつわる両巨匠の秘密を解き明かします。全てのイベントは定員が定められており、事前申し込みが必要です。
すみだ北斎美術館の魅力
この美術館は、北斎が生まれ育った地に2016年に設立され以来、彼の作品や生涯を広め続けており、文化と歴史を親しむための重要なスポットとなっています。美術館は、都営地下鉄大江戸線「両国駅」から徒歩5分、JR総武線「両国駅」からも9分の距離にあり、アクセスが良好です。
この貴重な機会に、北斎と広重の視点が交錯する富士山の魅力を体感し、二人のアートの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。新たな発見が待っています。