横浜美術館リニューアルオープン記念展
横浜美術館が2025年12月にリニューアルオープンし、その記念として特別展「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」を開催します。この展覧会は、日韓の文化的なつながりをアートを通じて再確認する機会です。
日韓の文化の親密さ
地理的にも文化的にも近しい日本と韓国。両国には、歴史を通じて相互に影響を与え合う長い関係があります。最近では、Kカルチャーの台頭により、韓国の音楽や映画、ファッションが日本でも広く受け入れられています。この展覧会では、互いに長い歴史を持つ日韓のアートシーンを通じて、これまでの交流を新たな視点で考えることができます。
展覧会の内容
本展は日本と韓国の国公立美術館が共同で企画したもので、約3年間の準備を経て実現しました。主要なポイントは以下の通りです。
1.
共同企画の意義: 日韓の公立美術館が力を合わせて実現したこの展示は、文化的な交流を深めるための重要なステップです。
2.
豊富な作品数: 約160点の作品が展示され、日本初公開の作品や新作も含まれています。特に韓国国立現代美術館からは、19点の優れた作品が来日します。
3.
アートを通した歴史の再考: 1945年以降の日本と韓国のアート関係史を掘り下げる、国際的にも初の大規模な展示です。これにより、両国のアートを通じて現在の位置付けや未来への理解を深めます。
展覧会は、1965年の日韓国交正常化60年を記念して開催され、横浜での展示の後、2026年5月から国立現代美術館果川でも開催予定です。
開催概要
- - 会期: 2025年12月6日(土)~2026年3月22日(日)
- - 開館時間: 10:00~18:00(入館は17:30まで)
- - 休館日: 木曜日、及び年末年始(2025年12月29日~2026年1月3日)
- - 観覧料: 一般2,000円、大学生1,600円、中高生1,000円(中学生以下は無料)
この展覧会では、日韓の文化を広く一般に知ってもらうことを目的としています。アートを通じて、「おとなりさん」である韓国の文化と歴史を再発見し、より深い理解を得る機会になることを期待しています。
【お問合せ】
横浜美術館 TEL: 045-221-0300(10:00~18:00、木曜休館)
横浜美術館公式ウェブサイト