コーヒーカスを再利用した新たな製品化プロジェクト始動！

コーヒーカスを生かした新たなリサイクルプロジェクト

近年、環境問題への意識が高まる中で、食品や飲料の廃棄物をどのように再利用するかが重要な課題となっています。特にコーヒー業界では、バリスタたちが日常的に大量に出るコーヒーカスの行き場に頭を悩ませています。この現状を変えようと立ち上がったのが、大阪を拠点にするGROUNDS合同会社の代表、竹下亮氏と鈴木雪姫氏です。

コーヒーカスを利用したリサイクル提案

GROUNDSでは、全国の14カ所のカフェでコーヒーカスを回収するイベントをスタートさせました。この企画は、ただ単に廃棄物を回収するだけではなく、集まったコーヒーカスを乾燥させ、専用工場でオリジナル名刺やブックカバー、ポーチなどに再生するというものです。

この取り組みは、消費者自身が自ら飲んだコーヒーのカスがどのようにリサイクルされ、最終的に自分の手元に戻ってくる体験を提供します。さらに、製品にはトレーサビリティ機能が搭載されており、原料のコーヒーカスがいつ、どこで捨てられたのかを追跡できる仕組みも導入されています。

環境意識の向上に寄与するイベント

この回収イベントは、参加者にコーヒーカスの再利用に関する意識を高めてもらうことを目指しています。実際にイベントに参加した方々からは、「素晴らしい取り組みだと思ったので、つい一杯いただきました」との声が寄せられるなど、参加者に感動を与える瞬間もありました。初日の回収では合計183杯分のコーヒーカスが集まり、約2000杯分を目標に回収を進める予定です。

先行予約販売について

このプロジェクトのアイテムは、10月30日まで先行予約を受け付けており、購入を希望する人はGROUNDSの公式サイトから申し込むことができます。再生紙を使用した新しいアイテムの登場は、環境への配慮を示すための良いきっかけになるでしょう。環境問題解決のための一歩を踏み出す方法として、多くの人々に参加してもらいたいと考えています。

詳細は、公式サイトでご確認ください。
公式サイト

このように、GROUNDS合同会社は、コーヒーゴミの問題解決に向け、バリスタ自身が起ちあがった新たなリサイクルプロジェクトを推進しています。今後の展開にぜひご注目ください。