川崎重工業株式会社(以下、川崎重工)は、2025年12月11日(木)より、エン株式会社(本社:東京都新宿区)と連携し、社会的な課題の解決を目的とした採用プロジェクト「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」を発表しました。このプロジェクトの背景には、同社がこれまで1世紀以上にわたり、日本の産業の発展を支えてきた成長の歴史があります。
プロジェクトでは、特に社会課題を起点とした新規事業の創出に焦点を当てています。川崎重工は、自社の持つ高度な技術を駆使し、医療・ヘルスケア、近未来モビリティ、エネルギーといったより社会にインパクトを持つ領域でのイノベーションを進めています。
その中でも、特に注力しているのが「ソーシャルロボット」の開発です。急速に進化するロボット技術を用いて、人口減少に伴う課題を解決する新しいロボットの創出に取り組んでいます。このプロジェクトを指揮する橋本康彦社長は、ロボット事業部の出身であり、人間の仕事を単に代替するのではなく、共生するロボットの実現を目指しています。具体的には、災害救助、警備、清掃、医薬品運搬、コミュニケーションなど、多岐にわたる分野でのロボット活用を検討し、その実証実験や事業開発が進行中です。
川崎重工業の「社長直轄プロジェクト本部」では、特に「事業開発・企画推進」や「クラウドエンジニア」といった中核メンバーを公募しています。これは、迅速かつ柔軟な対応を可能にし、新しい技術を活用したソリューションを社会に実装するための重要なステップです。
「私たちは、未来をより良くするために、社会と人の可能性を広げる挑戦を続けます」と、川崎重工の人財開発部採用課の課長が語ります。彼は、スピード感と柔軟性を持つ才能を求めており、応募者が自身の経験や視点を活かして川崎重工の未来を共に描くことができることを期待しています。
プロジェクトに興味がある方は、2026年2月4日(水)までの応募受付期間中に、エン株式会社の特設ページ(https://www.enjapan.com/project/khi_2512/)を通じて応募が可能です。異なるターゲットに向けた求人サイトを活用し、幅広く人材を募る方針をとる川崎重工。この取り組みにより、より良い社会の実現に向けた新たな人材を発掘することを企図しています。
エン株式会社では、社会的なインパクトを持つ優れた人材の採用を行うための様々な支援サービスも提供しています。中央省庁の幹部候補から、自治体の副市長やDX担当者、NGO、NPOなど、各分野で「社会をより良くするために」必要とされる人材とのマッチングを実施しています。このような取り組みが、社会の課題解決を加速させることを目指しています。
なお、川崎重工業の取り組みや人材の活躍について詳しく知りたい方は、公式YouTubeチャンネル『Impactors』をチェックしてみてください。プロジェクトへの関心をもらうことで、さらに多くの優れた才能が集まり、多様な解決策が生まれることを期待しています。