戯曲コンテストで障がいを舞台に
2024-07-12 17:10:47

「みんなが書く戯曲のコンテスト」で、障がいのある人の生活と想像力を舞台に!鳥取県・鳥の劇場が短編戯曲コンテスト開催

鳥取県にある鳥の劇場が、2024年、新たな短編戯曲コンテスト「みんなが書く戯曲のコンテスト 〜障がいのある人の生活・思い・想像を演劇台本に」を開催します。このコンテストは、誰もが参加できる「障がい」をテーマにした短編戯曲コンテストです。

昨年開催された第一回では、500名を超える参加エントリー者から244作品もの応募がありました。今年はさらに、プロの劇作家3名が応募作品に対して伴走支援を行い、作品のブラッシュアップをサポートします。応募期間は8月1日から9月30日まで。入選作品は、2025年春にはアメリカ・クイーンズシアターでの上演候補となり、同年秋には鳥取・鳥の演劇祭でのリーディング上演が予定されています。

コンテストの目的は、いわゆる「障がい」と「健常」の壁を壊し、演劇を通して多様な人々の生活や思いを表現することです。

鳥の劇場芸術監督の中島諒人氏は、「想像力は自由なのです。障がいのある人がお書きのものにはなんの制約もありません。障がいがない人の応募も、障がい者が登場するということだけが条件です。」と語り、自由な発想での作品応募を呼びかけています。

コンテストでは、上演時間5分〜10分の短編戯曲を募集。応募資格は、物語に障がい者が登場する作品、または障害者手帳の交付を受けている方が書いた作品です。

作品は、メール・郵送・持ち込みのいずれかで受け付けられます。応募を希望される方は、事前にエントリーが必要です。詳細な応募方法については、コンテストの公式ウェブサイトをご覧ください。

今回のコンテストでは、劇作家・演出家の永山智行さん、大岡淳さん、坂本鈴さんら、プロの劇作家が伴走支援を行います。伴走支援では、一次選考を通過した作品を劇作家が精査し、「この作品を支援したい」という作品をそれぞれ3作ずつ選出。作者への助言、改訂、さらなる改訂の過程を経て、最終選考の候補作を決定します。

コンテストへの参加を通じて、障がいのある人たちの生活や思いを深く理解し、新たな視点で世界を捉え直す機会を得てください。


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