絵本『まほうのわくわくおにぎり』が好評を博す
近年、食育の重要性が高まる中、作品として特に注目されているのが絵本『まほうのわくわくおにぎり』です。この絵本は2023年7月20日に発売され、すでに「第8回 未来屋えほん大賞」で第2位を受賞しました。子どもと大人が一緒に楽しめる内容になっており、絵本の中で20種類以上のおにぎりが紹介されています。特に素晴らしいのは、最後のページにおにぎりのイラストレシピが掲載されている点です。この数々のレシピをもとに、読者は自宅でもおにぎり作りを楽しむことができます。
食育としての価値
この絵本が特に支持されている理由の一つは、食育に特化している点です。親子で一緒に読むことで、「食べ物に興味を持った」「苦手なものも食べられた」「実際に作ってみた」といったポジティブな経験が増えているというご報告も数多く寄せられています。多くの子どもたちが、食材を見ながら名前を覚えたり、登場するおにぎりを真似して作ることで、食に対する理解が深まっています。
書店員からの評価
未来屋書店では、同絵本に対して多くの書店員からのコメントも寄せられています。仙台幸町店の書店員コメントでは、「読んだ後は必ずおにぎりを作りたくなる」と語り、親子で過ごす楽しい時間につながる一冊であることを強調しています。また、武蔵狭山店では「おいしくなあれ」の言葉が、食育の合言葉として使われることを願ったコメントが寄せられています。
つくば店からは「イラストが可愛く、子どもたちの食い入るような視線を引きつける」との声もあり、さらに福津店では「絵本に登場するおにぎりを実際に作れるなんて素敵」と高評価を得ています。旭川西店の書店員は、絵本を読みながら食材名を覚えられる楽しさを感じているとのこと。
今後の展開
この絵本は食育にとどまらず、思い出を作る助けにもなっています。酒田北店の書店員は、「運動会、遠足、朝ご飯におにぎりがいつもだった」と回顧し、親子の思い出作りに一役買う存在となっています。新浦安店も「美味しそうなおにぎりが描かれていて、お腹が空きました」とコメントし、親しみを持って楽しむことができる作品としています。
現在、この作品の関連動画も公開中ですので、ぜひチェックしてみてください。さらに、2024年10月には続編として『まほうのぱくぱくべんとう』が発売予定です。お弁当をテーマにしたこの新作では、様々なおかずが楽しめる内容が期待されており、こちらも楽しみでなりません。
書誌情報
- - 書名: まほうのわくわくおにぎり
- - 著者: まいのおやつ
- - 発売日: 2023年7月20日
- - 定価: 1,430円
- - 仕様: 205mm×215mm/24P
- - ISBN: 978-4-04-113531-0
- - 発行: 株式会社KADOKAWA
各地域の図書館や書店で手に取って、ぜひご覧になってください。食育の面からも、家族のコミュニケーションツールとしても、深い影響を与える素晴らしい作品です。