成田空港が新たにモバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」を導入しました。これは、空の玄関口である成田空港を訪れる多くの利用者に、充電設備を提供するための取り組みです。導入した企業は株式会社INFORICHで、同社は渋谷に本社を構えています。実際に、「ChargeSPOT」は日本国内だけでなく、中国や台湾、香港を含む世界の7つの地域でも展開しており、国際的な利便性を考慮したサービスが実現しています。
2023年には成田空港を訪れる旅客数が3270万人に達し、2024年にはさらに増加する見込みです。今年の5月の時点で前年同月比133%という数値を記録しており、特にインバウンド利用者の増加が顕著でした。このような急増する航空利用者に対して、空港内でのインフラ強化が求められており、「ChargeSPOT」の設置はその一環となっています。
具体的な設置日は2024年7月22日で、空港内の以下の場所に合計13台が配置されます。第1ターミナルの国際線到着ロビーや4〜5階のレストラン・ショップエリアに5台、第2ターミナルの国際線到着ロビーと2階の駐車場連絡通路に5台、そして第3ターミナルの国際線・国内線到着ロビー及び出発ロビーには3台です。
このサービスは、特に空港を利用する旅客にとって、待ち時間の間に気軽に充電する機会を提供します。トランジット時やフライトの出発までの待機時間を利用して、充電したいときにすぐにアクセスできるという利便性が求められています。これにより、成田空港はさらなる利便性向上を目指し、さまざまなユーザーに対応可能な環境を整えています。
また、ChargeSPOTの利用は簡単で、対応アプリを使えばバッテリースタンドのQRコードをスキャンするだけでモバイルバッテリーのレンタルができます。全国の47都道府県に設置されており、海外でも香港、タイ、台湾、中国を中心に拡大が進められています。
今後、株式会社INFORICHは、国内旅行者や訪日外国人のために、さらなる充電インフラの拡充を目指して努力を続けていくとのことです。空港という重要な交通ハブにこのようなサービスが設置されることで、より快適な旅行体験が提供されることが期待されます。
なお、ChargeSPOTに関しての詳しい情報や問い合わせは株式会社INFORICHのPR担当、関(せき)までご連絡ください。電話番号は03-4500-9219、メールアドレスは
[email protected]です。皆様の成田空港での充電体験が、快適で便利なものになることを願っています。