キン・シオタニ展
2025-04-09 14:48:22

キン・シオタニ初の個展「無気力爆発」を彫刻の森美術館で開催!

キン・シオタニ展「無気力爆発」の魅力



彫刻の森美術館で、イラストレーターかつ文筆家のキン・シオタニによる初めての個展「無気力爆発 ~キン・シオタニの絵と題名の世界~」が2025年4月25日から8月31日まで開催されます。ここでは彼の約30年間にわたる創作活動の中から、初期の作品から新作まで約100点もの作品が一堂に集まります。

キン・シオタニとは?



東京・杉並区で生まれたキン・シオタニは、記憶に残る作品と共に独自のクリエイティブスタイルで知られています。彼は一度も美術の専門教育を受けたことがなく、むしろ詩人になりたかったというバックグラウンドを持っています。しかし、彼の経歴は、学び舎を飛び出してアートの世界に飛び込むという目的のない旅に似ていると語ります。

この個展のタイトルでもある「無気力爆発」は、シオタニがその時楽しいと思うことに全力を注ぎ、日々の生活の中にあるユーモアや美を見つけるために様々なメディアを通じて絵を描き続ける過程を象徴しています。彼の作品には長い題名がつけられ、これが観る人の想像力を刺激し、深い思索を誘発します。

展示内容



今回の展覧会では、観るだけでは理解が難しい絵と、その絵に結びつく長い題名が絶妙に絡み合っています。たとえば、「朝食を作ろうとパンにメンチカツを挟み、コーヒーも淹れて…」というタイトルの作品では、日常の中の小さな出来事が描かれ、それが観客に自身の経験を重ねた想像を促します。このような、作品と題名の両方から受ける印象や解釈の幅広さが、本展の楽しみどころの一つです。

イベント情報



この展示に併せて、さまざまなイベントも開催されます。5月3日には落語家立川晴の輔をゲストに迎えたトークイベント「旅とアート」があり、アートと旅の交差点に立つシオタニの視点を新たに知る機会です。また、5月4日には「上手くなくていい、おもしろい絵を描こう」というワークショップも実施され、参加者が自らのアートを形にする楽しさを体験できます。

訪問情報



彫刻の森美術館は、箱根の豊かな自然環境を背景に、1969年に開館した国内初の野外美術館です。約120点の近・現代彫刻が常設展示されており、美しい緑の中でアートを楽しむことができます。さらには、1,200円で美術館に入場でき、子どもから大人まで楽しめる多様なアクティビティが用意されています。

この個展でシオタニの多彩な表現世界を体験する貴重な機会をお見逃しなく!


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会社情報

会社名
公益財団法人彫刻の森芸術文化財団
住所
神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
電話番号
0460-82-1161

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