感震ブレーカー登場
2021-06-14 16:12:41
ふるさと納税初の感震ブレーカーが稲城市から登場!
稲城市と感震ブレーカーの新たなアプローチ
東京都の稲城市で、ふるさと納税の返礼品として初めて「感震ブレーカー」が導入されました。これは、地震が発生した際に電源を自動的に遮断し、火災の発生を防ぐ防災用品です。地元企業が特許を取得して販売しているこの製品は、地震対策の新たな切り札として注目を集めています。
地震と火災の危険性
近年、日本は大地震の脅威にさらされています。特に、首都直下地震や南海トラフ地震などが迫る中で、特に恐れられているのが電気火災です。実際に、地震による火災の60%以上は電気製品や配線のトラブルが原因で発生するとされています。これは、私たちの生活に欠かせない電気が、同時に大きなリスクを伴うことを示しています。そこで、感震ブレーカーの役割が重要になってくるのです。
ふるさと納税の意義
稲城なしのすけ感震ブレーカーを利用することで、住民は地震による電気火災から自身の安全を守ることが期待されます。ふるさと納税のシステムを通じて、地域の防災力を高める取り組みは、全国的にも模範となるでしょう。寄付金額は、15,000円で感震ブレーカー単体、20,000円でブレーカーと停電ライトのセットが提供されており、多くの人々にこの安全機器を普及させることを目的としています。
停電時の安心
感震ブレーカーは、震度5強以上の揺れを感知すると、瞬時に電源を遮断します。このシステムには、夜間に停電が発生した場合のために自動点灯する「停電ライト」が付属しています。これにより、暗闇でも安全に避難できるよう配慮されています。このライトは、通常の懐中電灯としても使用可能で、便利さを提供します。
より多くの人に知ってもらいたい
しかし、残念ながら多くの人々は地震による火災の危険性を認識していません。市民の約2割が、火災原因の一部が電気であることを知らないという現実があります。こうした知識の普及も、地域の安全を高めるためには欠かせません。電気のトラブルが引き起こす火事を防ぐためには、まずその危険性を広く知ってもらう必要があります。
地域の取り組み
このプロジェクトは、稲城市の防災対策の一環として位置付けられています。国や地方自治体もこの製品の設置を推奨しており、全国的に普及を進めています。特に、阪神淡路大震災の教訓から、火災を未然に防ぐことがいかに重要かが再認識されています。感震ブレーカーはその一助として、多くの家庭に導入されることが期待されています。
まとめ
感震ブレーカーと停電ライトのセットは、稲城市のふるさと納税制度を通じて全国的に販売されています。地震がいつ起こるか分からない日本において、こうした先進的な取り組みがより多くの家庭で行われることを期待します。安全で安心な住まいづくりのため、ぜひこの機会に普及を広めていくべきです。
会社情報
- 会社名
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有限会社 稲城防災設備
- 住所
- 東京都稲城市東長沼2113-5第1アレンジビル
- 電話番号
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042-377-6667