ビジネスパーソン3900人に聞く「仕事のやりがい」調査結果
エン・ジャパン株式会社が運営する最大級の求人サイト『エン転職』が、ビジネスパーソンを対象に「仕事のやりがい」に関する興味深い調査を行いました。この調査には、総勢3,940名のユーザーからの回答が寄せられ、仕事に対する見解や感じているやりがいについての詳細な情報が得られました。以下、その結果を詳しく見ていきましょう。
調査結果の概要
調査結果によると、なんと95%のビジネスパーソンが「仕事にやりがいは必要だ」と回答しています。特に、やりがいのある仕事は「モチベーションがアップする」という声が圧倒的に多く、その重要性が浮き彫りになりました。
さらに、現在の仕事にやりがいを感じていると答えた割合は63%に達し、実際にやりがいを感じる瞬間については、職場での貢献を実感した時や、成果を達成した瞬間が多くの人に共通しています。
やりがいを感じる理由
具体的にどのような瞬間にやりがいを感じるのか、調査結果から見ると次のようなデータが見えます。
- - 誰かの役に立っていると感じた時:57%
- - 一つの仕事をやり遂げた時:42%
この結果は、多くのビジネスパーソンが自己の仕事が他の人に価値を提供することや、キャリアにおける成果を重要視していることを示しています。
やりがいを感じない理由
一方で、やりがいを感じないと回答した人々もおり、その理由の上位には「頑張っても給与や役職が上がらない」「同じ仕事の繰り返し」といった状況が挙げられました。これがモチベーションの低下に繋がっているようです。
やりがいを感じない状況
- - 降格や減給によりモチベーションが低下した。(20代女性)
- - 業務量が増える一方で評価も報酬も得られないと感じる。(30代女性)
このような現実に対し、多くのビジネスパーソンが悩む中で、自分自身の手でやりがいを生み出す努力が求められていることがわかります。
やりがいを感じるための対策
調査では、どのようにして仕事にやりがいを感じたかを尋ねると、「目の前の仕事に一生懸命取り組む」という回答が69%を占めました。具体的には、以下のような体験が寄せられています。
- - 頑張り続けた結果、8年も仕事を続けられた(20代男性)
- - 一生懸命に取り組んでいることが周囲に評価されやりがいを感じた(30代男性)
このように、多くの人が努力することで自己肯定感を得ていることが明らかになりました。
終わりに
エン転職は、ユーザーの実態を知り、転職や仕事選びの参考にしてもらうために、今後もこのような調査を続けていく予定です。ビジネスパーソンの皆さんにとって、これからの仕事におけるやりがいを見出す一助となれば幸いです。
この調査結果は、私たちが日々の仕事をどう感じ、どう向き合うべきかを考えるきっかけにもなるでしょう。今後も、エン転職を通して仕事に関するリアルな意見をお待ちしております。