BIPROGYがJAバンクに提供した新しい営業店システム「BANK_FIT-NE」と、その業務支援システム「SmileBranch」が、ついに全国約6,000のJAバンク店舗で稼働を開始しました。この新システムは、複雑化する顧客ニーズに応えるために開発されたもので、効率的な事務処理と顧客の利便性を高めることを目的としています。
新営業店システムの背景
デジタル化が進む現代において、JAバンクは組合員や利用者のニーズが多様化していることを認識しています。従来の対面営業だけでなく、デジタルチャネルを通じた取引の需要が高まっているのです。それに対応するため、JAバンクはリアルとデジタルを融合させた接点の構築に力を入れています。BIPROGYは、農林中央金庫や農中情報システムと協力し、スムーズな業務進行を支えるシステム開発を進めてきました。
システムの主な機能
この次世代営業店システムでは、以下のような機能があります。
- - オープン出納機のオンライン化:現金管理を効率化し、トラブルを防ぎます。
- - 生体認証:職員認証を厳格化し、オペレーターカードを廃止します。
- - タブレットの導入:顧客の利便性を向上させ、職員の入力負担を軽減します。
これにより、店舗の業務効率が向上し、窓口職員はより多くの時間を顧客とのコミュニケーションに割けるようになります。
今後の方向性
BIPROGYは、JAバンクの営業店システムをさらに機能強化し、他の金融機関にも展開を考えています。未来に向けて、金融機関間のエンゲージメントの強化に寄与することを目指しています。
◆ JAバンクとは
JAバンクは、全国に広がる最大級の営業店舗を誇る日本の金融機関グループであり、個々の組合員や利用者が快適に利用できる環境を提供しています。
このように新しい営業店システムは、JAバンクのサービス向上だけでなく、地域経済全体の活性化にも寄与するでしょう。今後の展開に期待が寄せられています。