新潟医療福祉大学と五泉高校が高大連携協定を結びました

新潟医療福祉大学が、12月11日に新潟県立五泉高等学校との間で高大連携協定を締結したことがニュースとなっています。この協定の目的は、高校生に医療系の資格や職業について理解を深める機会を提供し、地域社会に貢献できる人材を発掘・育成することです。本学が高等学校との高大連携協定を結ぶのは、五泉高校が20校目となります。この締結式には、新潟医療福祉大学の矢田広視事務局長や西澤正豊学長、新潟県立五泉高校の武藤俊昭校長、長谷川浩進路指導部長が出席し、協定の意義や今後の取り組みについて話し合いました。本学では、すでに多くの高校と連携し、医療系職業の理解を深めるための出張講義や職業体験、さらに探究学習を支援しています。特に、JA新潟厚生連、長岡赤十字病院、NSGグループ病院との連携により、高校生を対象にした病院見学も実施しており、医療人材育成に向けた取り組みには力を入れています。新潟医療福祉大学は、看護、医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉、医療ITを学ぶことができる全国でも珍しい医療系総合大学です。そのため、学生は医療現場で求められる「チーム医療」を実践的に学ぶことができます。また、全学を挙げた資格取得支援や就職支援体制を整えており、全国トップクラスの国家試験合格率や高い就職実績を誇っています。スポーツ学科も併設されているため、医療やリハビリ、栄養といった領域とスポーツを融合させた独自の学びが展開されます。このように、新潟医療福祉大学は地域に密着しながらも、全国的にも高いレベルの教育を提供しているのです。締結した協定によって、今後さらに多くの高校生が医療分野に興味を持ち、将来地域や社会に貢献する人材として成長していくことが期待されます。新潟医療福祉大学は、こうした教育を通じて地域の活性化にも寄与していく所存です。