日産自動車、グローバル人事システムに新たな一歩「Workday HCM」の導入
日産自動車がWorkday HCMを導入
2023年10月18日、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区)が、米国のクラウド型人事ソリューション「Workdayヒューマンキャピタルマネジメント(Workday HCM)」を導入したことを発表しました。これは、日系グローバル企業として初めて行われる取り組みであり、今後、日産は国内のWorkdayユーザー企業に新たに加わります。
グローバル事業の拡大と人事面の共通化
日産は、業務のグローバル展開に伴い、プロセスの標準化を図るためにWorkday HCMを導入しました。このシステムは、昨年10月から日本での運用が始まり、各国で異なっていた人事システムを一元化することにより、従業員データの可視化と人財プールの構築を実現します。特に、ダイバーシティの向上も目指しており、自社の優秀な人材をデータとして集約し、より効率的なマネジメントを促進します。
重要な一歩を踏み出した日産
日産のグローバル人事部門を統括するアルン バジャージュ専務執行役員は、「Workday HCMの導入により、人事業務の戦略化が進む、重要なマイルストーンです。グローバルに共通したビジネスプロセスを活用し、リアルタイムでの従業員情報をもとに、国際的な人材育成とアサインメントを行い、ビジネスの成長に貢献します。」と意気込みを語りました。
スケジュール通りに完成したプロジェクト
同社の行徳セルソ常務執行役員は、今回の導入プロジェクトについて「大規模な導入でしたが、予定通りに本稼働させることができました。これにより最新技術と柔軟性を享受でき、今後はグローバルにおける人身マネジメントを実現していきます。」と積極的な姿勢を示しました。
日本企業初のWorkday HCM導入
米国ワークデイの共同社長フィル・ウィルミントン氏は、「日産のグローバル人事管理をサポートできることを大変嬉しく思います。また、日本企業がWorkday HCMを導入した際の新たな可能性を示したことが、ワークデイにとって重要な成果です。今後も日本企業のニーズに応じたシステムの導入を支援していきます。」とコメントしました。
Workday, Inc.について
日本でのWorkday導入は、特に注目されるものであり、ワークデイは2005年に設立されたクラウド型財務・人事用アプリケーションプロバイダです。多くのグローバル企業や教育機関、官公庁で導入されており、広範な組織で使用されています。
このように、日産自動車がWorkday HCMを導入することによって、人事システムの効率化が図られ、さらには社内のダイバーシティも強化されることが期待されています。今後の展開が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
ワークデイ株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷マークシティW22F
- 電話番号
-
03-4578-0000